世界で一番悲観的なのはフランス人、世論調査

フランスと日本、都会と田舎、中上級階級と庶民など、さまざまなはざまで生きてきた境界人であるため、他の人と違う視点を持った著述家として活動しています。コラム執筆などの依頼も請け負っております。

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悲観的な国民 フランスの日常
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2011年と、ちょっと昔に書かれた記事なのですが、

フランスは世界有数の先進国で、治安も比較的良い国だけど、フランス人たちは、世界で最も悲観的な国民

という面白い記事を見つけました。

日本でも、不況で会社が次々とダメになっていき、失業者も増えてますが、
それは、フランスも同じこと。失業率の伸びが治まりません。

そして、悲嘆に拍車をかける失業に対しては、最後までストして戦ってます。

ストや交渉は、フランスでは常に行われていることですが、効果はあるようで、
ストをすることで、雇用される期間が延びたり、解雇を拒否することに成功したりしていた、

労働時間7時間でも、実質3時間しか働かないと批判されたフランス

に出てきている「グッドイヤー」のような会社もあります。

でもその「グッドイヤー」の状況のように、傍から見ていると、

「でも、経営がすでに破綻してるのだから、いくら要求してもダメなんじゃ?」

と思えてくる状況でのストも多い気がするのは、気のせいでしょうか(・・;)

そこで、この記事を見て、

フランスは社会保障が比較的、充実した国だったが、経済危機により国民が国に頼るのは難しくなっている。そこで、フランス国民は国に対し「反抗する一方で、より大きな保護を要求する」という「親に対する10代の子どものような」態度を取っているとモワシ氏は分析する。

2011年01月12日 13:27
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2782117/6652572

なるほど。。。と。。。

2年前の記事ですが、結局も今もこの状況が続いているフランスエコノミー.

今月の22日のニュースなんかは、この2011年の記事の続きを語っているみたいな感じ。。

INSEEのアナリスト、Jean-Francois Ouvrard氏は記者会見で「家計の購買力を中心に成長のけん引役が失速しており、景気回復は海外からもたらされると予想している」と語った。「フランスの景況は全体に依然として曇っている」という。
ロイター 3月22日(金)8時3分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130322-00000049-reut-bus_all

そして、22日の時点でも言われていましたが、「今年はフランスの失業率は11%に達し、記録更新する」と言う話が、

今日26日、とうとうフランスの失業数が、歴代記録を更新するようです!

1997年の3,185 millionsより多いらしいですが、今日でた記録の詳しい数字は、夕方に発表される模様。

Face à la hausse continue du chômage depuis près de deux ans, le gouvernement a annoncé des moyens accrus pour Pôle emploi et écarte toute “résignation” alors que le nombre d’inscrits à Pôle emploi en février pourrait établir un nouveau record avec le pic de 1997 (3,185 millions)

Mardi 26 mars 2013 à 09h59
http://www.francebleu.fr/economie/chomage/les-chiffres-du-chomage-pourraient-atteindre-un-pic-historique-en-fevrier-432019

これを受けて、ますます悲観的に、、なんてことに、ならないでもらいたいですね。。。フランスもですが、、もちろん同様に日本もです。。。

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