フランス・モンペリエに建設予定の日本人設計による建物がすごい!

フランスと日本、都会と田舎、中上級階級と庶民など、さまざまなはざまで生きてきた境界人であるため、他の人と違う視点を持った著述家として活動しています。コラム執筆などの依頼も請け負っております。

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藤本壮介設計のモンペリエの白い木 フランスで見つけた日本
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2015年から2017年にかけてモンペリエに、ある複合施設が建設予定です。
大学図書館の近く、Luz川のほとりに立てられるこの建物は、17階建てで、56メートル。上部には120アパート。レストラン、バー、アートギャラリーなど入居予定。

しかし、

このモンペリエの「白い木」L’arbre blanc de Montpellier

と呼ばれる、このちょっと奇抜な建物、

なんと、

日本人建築家の藤本壮介さん設計なんです!

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モンペリエに建てられる12な奇抜な建物の一番目

Cette construction totalement blanche aux formes novatrices et bizarres est le fruit du travail de l’architecte japonais, Sou Fujimoto.
france3

フランスの記事では「Sou Fujimoto」と書かれていて、海外ではこの名前で活動されているようですが、本名は「藤本壮介 ふじもと そうすけ」さん。記事には、

「革新的で奇妙な形で、この完全に白い建物は、日本の建築家・藤本壮介の作業の結果である。」

と書かれています。

モンペリエは2025年までに、こういった12の革新的な建物を建設予定で、藤本壮介さんの「白い木」はその建設第一号にあたるもの。

“Je me suis inspiré directement du climat montpelliérain et d’une qualité de vie tournée vers l’extérieur. Le logement devient ouvert et projeté vers l’extérieur” a dit Sou Fujimoto

「私はモンペリエの気候と屋外思考の生活特性にのダイレクトにインスピレーションを得ました。住居空間はオープンで、外側に向かって突き出ています」

と藤本壮介さんは言う

建物の建築費用は4000万ユーロ。120個ある住居スペースは、一平米辺り平均4900ユーロで販売。オフィスは一階に設けられており、パノラマビューのカフェでは、17階と最上階にはパノラマビューのカフェが設けられ、一般にアクセスできるようになります。 地下に152の駐車スペースもあります。

フランスのNicolas Laisné Associés、OXO Archtecsのコラボレートで建設されるそうです。
フランス・モンペリエの「白い木」藤本壮介設計
フランス・モンペリエの「白い木」藤本壮介設計

フランス・モンペリエの「白い木」藤本壮介設計

フランス・モンペリエの「白い木」藤本壮介設計

フランス・モンペリエの「白い木」藤本壮介設計
© PROMEO-EVOLIS / SOU FUJIMOTO / LAISNE-OXO – mairie Montpellier

参照リンク

編集記

確か、今年の1月初めに、有名な日本人の建築家が初めてフランスで展示するとか言う記事が載ってましたが、見事設計者として選ばれたのですね。
どんな建物になるか楽しみです♪

追記 完成した建物

上記の記事を書いたのが、2014年。

そして、現在2019年、とうとう完成間近になったようです!

これが、完成間近の建物の姿!

う~ん、、写真の撮り方?ちょっと完成予想図より太目になった気がしますね(笑)

フランスのテレビFrance3の動画(フランス語)

Montpellier : l'Arbre blanc élu plus beau bâtiment du monde

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