シャルリー・エブド襲撃事件と言う、衝撃的な事件から一か月が経ちました。
フランスでは、一か月が経った言うことでメディアではこの事件を振り返り、様々な報道をしていました。
それは、もちろんフランスのテレビCanal Plusのギニョール(Les Guignols)でも。
ギニョールは、実在する政治家やキャスターをそっくりの人形を使って風刺する番組です。いろんなことを過大に表現していてクスッとくる内容が多いCanal Plusの看板番組。
さて、そこでは現在のフランスの様子をどう描いているのか。。。
シャルリー・エブド襲撃事件から1か月後のフランスの生活
シャルリー・エブド襲撃事件から1か月後。
白人系のフランス人が、イスラーム過激派(Islamiste)がどの辺にウロウロしているのではないかと怯えながらも、自分に気合いを入れてパンを買いに出かける準備をしている。
イスラム系のフランス人が、暴力主義者(fascio)が外に居るかもしれないと怯えながらも、
「よし、パン屋さんに行ってパンを買ってくる。大丈夫だ。まったく問題なんて起きない。暴力主義者は少数派だ。暴力主義者は少数派だ。」
と何度も自分に言い聞かせ出かける。
同じく、ユダヤ系のフランス人が、
「反ユダヤ主義者(Antisémite)なんて居ない。反ユダヤ主義者なんて居ない。」
と自分に言い聞かせて出かける。
白人系のフランス人がエレベーターの前にイスラム系の人物を発見。
「でた~イスラーム過激派(Islamiste)だ。いや、落ち着け。ただのイスラム教徒(ムスリム)かもしれないぞ」
と自分に言い聞かせながらも内心、超ビビりまくり。
一方イスラム系のフランス人
「なんでこいつこっちをジロジロ見てるんだ。みるからに暴力主義者(fascio)っぽいぞ。おまけに白人だ。ナチス(Nazi)じゃないのか?」
そこにユダヤ系のフランス人がやってくる。
「しまった!イスラーム過激派(Islamiste)に暴力主義者(fascio)だ!こんな偶然なんてあるはずがない。僕を狙ってるんだ!」
そして、そんな3人の緊張状態が続くエレベーターホール。
その後どうなるのか!
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