子供でも「自己責任」が普通のフランス。中学校のバス事情

フランスと日本、都会と田舎、中上級階級と庶民など、さまざまなはざまで生きてきた境界人であるため、他の人と違う視点を持った著述家として活動しています。コラム執筆などの依頼も請け負っております。

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フランスの中学校
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昔から、ulalaブログを見に来て下さる方はご承知のことと思いますが、ulalaブログは、子供の行事に反比例してブログが更新されます。
ようやく、㋈のバタバタから、少し落ち着いてきたので、久々に更新♪

中学校入学日のバス事件の話の続き

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バス・・・それは中学校とは別人格

中学校入学日のバス事件の概要。

息子が、中学校初日で、中学校から帰るための専用バスに乗って、降りるバス停でバスが止まらず、バスが車庫に帰る道すがらで降ろされた。フランスでは日本よりも犯罪率がかなり高いので、小学校時代は一人で道を歩くことは、親が基地外だと言われるので歩いたこともないのに、中学校になった途端遠い場所で降ろされ一人で歩いて帰ってくることになってびっくりしたと言う話。
日本だったら、はじめの日は、結構いろいろ気をつかってくれるところ、フランスではしてくれるなんて思ったら大間違いなんですよ。

で、ほんとにフランスに来て、初めてカルチャーショックを受けたulala。

「フランスは、他人の子供、そこらに置き去りOKなんかい?」

と思ったので、この話をそこら中のフランス人ママに話しました。その反応

○ 小学生以下しかいない家のママ
「えっ?そんなありえない!見知らぬ場所に子供を置き去りにするの?」

○ 学校関係で働いているママ
「私は、学校専用と言っても、バスは信用してないわ。以前も、その中学校のバスで、冬の帰りに子供達があんまりうるさいからって、バスに乗っていた中学生全員、農道に置き去りにして去っていったバスが居たのよ。冬だから、真っ暗だったらしいわ。おまけに農道だから交通手段も無く、車もあまり通らない場所に子供達を置き去りにしたのよ。子供の中に、携帯を持っていた子がいたからその事が誰かの親に伝わって、子供達は家に帰ることができたけど、だから、絶対私はバスを信じてないの」

ま、、、馬路ですか・・・(汗)

○ すでに中学生の上のお子さん二人を持つ親
「毎年、中学生一日目は、バスの行き先を間違えたりして子供達が数十人行方不明になって、親達は5時に帰ってくるところ、夜の7時半ぐらいまで待ってたりするのよ。上の息子もそうだったわ。だから、私は中学校まで迎えにいったわ。」

( ;・∀・)し、信じられない・・・

ここから学ぶフランスに住むための教訓

鉄則1
○ 1も2も3も情報収集!

鉄則4
○ 決してだれも信じるな。子供の身を守れるのは親だけ

ちゃんちゃん。

何があっても、フランスでは誰も助けてくれません。

大切なのは、子供も大人も

自己責任

とにかくいろんなこ事に備えていかなくてはなりません。

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