「フランスで女性が育児と仕事を両立できる6つの理由」の記事を読んだ方に、
「日本だと、通勤に1,2時間かかるわけだけど、そうしたら、5時に終わってもお迎えにいけないじゃん。フランスではどうなの?」
と聞かれたので、調べてみました♪
通勤時間については、定期的にアンケート等を取って調査されているみたいで、2013年2月に出されたIfopのアンケート結果がでていたので、それを参考にします。
フランスの通勤時間の平均
自宅から会社までのかかる時間(片道)
全国の平均は 25分
パリの平均は 36分
パリ以外の平均は 23分
平均にすると、かなり少なく感じますが、細かく表を見ていくと、パリでは
10%の人が通勤に一時間以上かかっている
ようです。
パリ内の住宅にかかる費用が高すぎることなどから、郊外に住人が増えて来ました。そのため、電車や車などで長距離移動をして通勤する人も年々増えてきていると思われます。
それでも、パリで働く50%は通勤時間30分以内。
フランスの人口の80%は地方に住んでます。その地方では、
通勤時間30分以内の人が69%。
今だに、お昼に食事をしに家に帰ってくる人も多いフランス。
比較的、仕事場の近くに住んでいる人が多いようです。
フランスの通勤時間に対する満足度
この通勤時間に満足しているかのアンケート結果は、
満足 33%
どっちかっていうと満足 45%
ということで、通勤時間にとりあえず満足している人は、78%
フランス人は、高い割合で自分達の通勤時間に満足しているようですね♪
あとがき
アンケートなので、調べてる人数が少ないんじゃないの?と言う気もしないでもないですが、
確かに、よほどの理由が無い限り、「通勤時間に時間をかけたくない」と思っているフランス人は周りに多いです。
その通勤時間を減らすために機会があるなら転職したいと思っている人は、全体の46%(同アンケートより)だそうで、78%の人は満足していても、機会があるなら、よりよい環境を得るために転職を希望する人も多いみたいですね。
パリなどの都会では、やはり住宅事情の関係で、通勤距離が長くなりつつある傾向があり、電車の混雑具合も日本の満員電車と変わらない状況の路線もでてきました。
でも、電車もメトロも頻繁にストを起こすので、ストがある日は大変なことに(^▽^;)
そういう点では、働ける場所があるのなら、車通勤が主流で、会社の近くに住める地方は便利だと思います。
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