「パリ・愛を誓う橋」愛が重すぎて壊れる

フランスと日本、都会と田舎、中上級階級と庶民など、さまざまなはざまで生きてきた境界人であるため、他の人と違う視点を持った著述家として活動しています。コラム執筆などの依頼も請け負っております。

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フランスの日常
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愛する人と歩きたい♪パリのおすすめのスポットTOP10でも紹介した、愛を誓う橋「Pont des Arts ポン・デ・ザール(芸術橋)」、南京錠の重みに耐えかねて、欄干が壊れました。

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愛の南京錠が重すぎた・・・

2008年頃から、ポン・デ・ザールの橋のフェンスにはcadenas d’amour(カデナ ダムール、愛の南京錠)が付けられるようになりました。

恋人同士で南京錠に二人の名前を書いて南京錠を取り付け、その鍵をセーヌ川に投げ込むと愛が永遠になる。

と言われています。

今年の4月には、取り付けられた南京錠群の重さは

なんと93トン

すでに欄干が歪んで、いくつかの南京錠は撤去されることに。
それでも増え続ける南京錠。歴史的景観も崩すし、それよりもなにも危険と心配する人々もいて何かと話題になっていました。

パリに住むアメリカ人に「南京錠禁止のキャンペーン」が独自に行ったり、撤去の署名運動も進められていたんです。

それがとうとう、

6月8日の日曜日17h50頃に、2,4メートル幅の欄干のフェンスが、橋の内側に倒壊。

警察が来て、一時通行止めに

ポン・デ・ザールだけで終わらない。。愛の南京錠

最初はポン・デ・ザールだけで行われていた「愛の南京錠」、実は最近では他の橋にも南京錠が付けられるようになったようです。

そして、一番高いところでは、

なんとエッフェルタワーにも取り付けられてるとか(汗)

そしてフランスだけではなく、ドイツでもロシアでも、中国でも、もちろん日本でも同じように「愛の南京錠」が付けられるようになってきているとか。。。

ロマンテックで完全に無くすには名残惜しすぎるけど、この現象を野放しに放置しておいたら非常に危ない(汗)

ある程度、市などで管理して、適度に対応する必要がありそうですね。

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