デモを鎮圧するフランスの保安機動隊とその装備

フランスと日本、都会と田舎、中上級階級と庶民など、さまざまなはざまで生きてきた境界人であるため、他の人と違う視点を持った著述家として活動しています。コラム執筆などの依頼も請け負っております。

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フランスの日常
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25日、フランスのコルシカ島の町アジャクシオでは、デモ隊がイスラム教の礼拝施設に押し入り、聖典コーランを燃やす事件がありました。
 また、アジャクシオの貧困地区で24日夜から25日未明にかけ、消防隊員2人と警官1人が「覆面姿の若者」に襲われて負傷。
抗議するデモ隊約150人が25日午後、県庁前に集まり、一部が貧困地区に移動。「アラブ人は出て行け」と叫んで礼拝施設を荒らし、コーランを燃やしたり、大変な騒ぎに。

そこで、デモ禁止令がでたのですが、それでも27日になってもデモは続きます。

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デモを制圧するCRSがすごい物持ってた

フランスでは、デモがよく行われますが、そこでそのデモ隊を警備・鎮圧にあたるのは、警察では警察でも、CRSと言う部隊になります。

CRSとは、フランス共和国保安機動隊( Compagnie républicaine de sécurité)

フランス国家警察における暴動対策部隊・機動隊で、主な任務は、雑踏警備と暴動の鎮圧、治安の回復です。

そこで、もちろん石を投げたりしている、アジャクシオのデモを辞めさせようとCRSがやって来たのですが、その装備が凄かった。

アジャクシオのデモ隊

それを止めようとするCRSが出した物体は。。。

なんだ、この強化プラスティックの壁は?

これは、壁を開いているところ。

裏から(CRS側)から見るとこんな感じ

よく、日本の機動隊が、連帯を組んで楯で防御しているシーンを見ますが、

さすがデモが頻繁に行われるフランス。

こんな、すごい物があるだなんて。

デモに対する制圧方法が、やり過ぎとよく言われてもいますが、

透明だから、前も見えるし、かと言ってデモ隊もこれを突破するのも大変だろうし。

これは素晴らしい。

こういうの、日本にもあるんでしょうかね?

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