パリのテロ後に、フランス中に感動を与えたアジア系の男の子とそのパパの会話

フランスと日本、都会と田舎、中上級階級と庶民など、さまざまなはざまで生きてきた境界人であるため、他の人と違う視点を持った著述家として活動しています。コラム執筆などの依頼も請け負っております。

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フランスの日常
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Ils ont fait ça parce qu’ils sont très très très méchants.
こんなことしたのはね、とってもとってもとっても悪い人達だからだよ。

フランスのテレビCanal+のLe Petit Journalで放送されたアジア系の男の子とパパの会話が、今、フランス中に感動を与えています。

facebookに上げられた後は、
現在、370,985人のいいね、シェア303,134件、37 383件のコメントが残され、再生回数10,091,632回以上!

その会話を訳してみました♪

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男の子とパパの会話

“Les méchants, c’est pas très gentil.”➡ http://bit.ly/1Lix9L2#LPJ

Posted by Le Petit Journal on 2015年11月16日

記者「何が起こったか知ってる?どうしてあの人達があんなことしたか分かる?」

男の子「うん。なぜならとってもとってもとっても悪い人達だから。悪い人達はね、全然、親切じゃないんだよ、悪い人達だから。とっても気を付けなきゃいけないんだよ。引っ越しするべきなんだ」

パパ「心配しなくていいんだよ。引っ越しする必要はないよ。フランスが、僕たちの家なんだから」

男の子「でも悪い人達いるよ、パパ」

パパ「悪い人達はどこにでもいるから。どこにでも。」

男の子「でもピストルを持ってるよ。僕たち撃たれるよ。だってあの人達悪い人だから」

パパ「ピストル持ってても大丈夫。僕達は花束を持っているから。」

男の子「でも、花束なんて全然だめだよ、これは、これは、これは、、、」

パパ「ほら、でも見てごらん。みんな花束置いていくよ。ピストルと戦うためだよ。」

男の子「。。。これは、守るため?」

パパ「そうだよ」

男の子「ろうそくも?」

パパ「亡くなった方達を忘れないためだよ」

男の子「あ~。花束とろうそくは僕達を守るためになの?」

パパ「そうだよ」

(お互い見つめ合ってほほ笑む男の子とパパ)

記者「もう大丈夫?」

男の子「うん、もう大丈夫だよ」

この親子はもともとはどこ出身なのでしょうか?
日本人のようにも見えますが、アクセントなどは完全にネイティブなフランス人ですね♪
また、続報が入ったら、お知らせします。

追記:
動画のお父様はベトナムのホーチミン市から移住された方で日本語も話されるようです。
コメント残して頂いてありがとうございました♪

コメント

  1. とおりすがり より:

    感動を伝えたいのもいいかもしれないけど、その前にこれは卑劣なテロなので、その悲惨さを伝えた方がいいと思います。

    御涙頂戴な話題を取り上げようとする風潮は良くない。第二次世界対戦のことも、毎年夏に感動的なドラマとか映画になるけど、美しく泣けるものじゃない。

    事件の本質を見て欲しいと思います。

  2. Bagiya より:

    和訳ありがとうございます。
    この方は、○○さんと言う名前でFacebook内にいらっしゃいます。
    ベトナムのホーチミン市から移住された方で日本語も話されるようです。お子様は、フランス生まれだろうと思います。

    • ulala より:

      コメントありがとうございました♪
      とりあえず現時点では、個人を特定できる内容は掲載は控えさせていただきましたことご了承下さい♪

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