以前、ふっとつけた日本のテレビで、
「日本は、世界で一番、英語が上手じゃない国」
とやってました。
いや~そこまでじゃないだろ~フランス人もしゃべれないし
と思ったけど、確かに今だにコンプレックスに思っている人は多い。
ulalaも、英語は確かに苦手です。
って、言うか、語学なんて、中学校から、基本、捨ててた科目(笑)
だって、他の科目も暗記すること多いのに、
語学の覚えなくちゃいけないことの多さと言ったら膨大すぎ、、
そんなものもっと小さい時から習うようにしなきゃ覚えきれないって。
第一、日常使うこともないのに。
ということで、試験の時は、単語を覚えるぐらいしかしませんでした。
でも、それで結構普通に悪くない点を維持できるし、、、
そうそう、そのため、
あのウィッキーさんに声をかけられて、大慌てで逃げた人です。
だいたい、なんで、フランスに来ているんでしょうか?
フランス語なんて、絶対、ulalaには関係しない言語だと思ってたけど(笑)
が、しかし、人生なにが起こるか分かりません。
今では日常にフランス語を使い、英語も必要に応じて使えてます。
あんなに興味なかった英語もフランス語も、必要なら使えるようになる。
そんな、ulalaが思う、
日本人が英語をしゃべれない3つの理由
1.小さい頃から、多言語の中で生活してない
まず、絶対これです。
他の国では、自国の中でも何種類もある現地語の中で暮らしています。
中国語と言っても、複数の種類があるし、
スゥエーデンなどでは、普通に英語の放送が吹き替え無しで放送されていたり、
インドネシアでは、複数ある現地語を時間帯を変えて放送してたり。
まず他の国では、隣に住んでいる人が違う言葉しゃべっていることがよくあります。
これは、
小さい頃から、色んな言語を聞くことができるため、
聞き取れる周波数帯が広くなり、耳で聞いて理解できる音が多くなると言うことにつながるのです。
とは言っても、
フランスに居るだけで英語が上達するわけでもありません。
フランスに居ても、外国語を聞く環境になかったり、フランス語だけを求めて、その中で生活していれば、英語に親しむことはできません。
英語の単語自体は、フランス語の単語に似ているので、読むことは簡単にできるようになったとしても、それこそ、発音が違うなんてことも。
ulalaがフランスに来た時に、旦那の言っている英語は分かるのに、
フランス人の他の人の英語がまったく聞き取れなくて困りました。
でも、それが後に、フランス語が理解できるようになったら、
まったく問題なくフランス人が話す英語も分かるようになったのです。
実は、フランス人、
フランス語訛りの英語
を話してたんですね(汗)
うちの旦那の場合、小学校以前はフランス以外の国にいたので、
家ではフランス語、外では現地語、学校ではインタナショナルスクールで英語を話していました。
そのため子供の頃から多言語で育ち、
英語も耳に慣れていたのでフランス語訛りがなかったようです。
フランスで生活していく上で、その違いに気がついたulala。
その事を教訓に、子供達の聞き取れる能力幅を広げようと、
アングロフォーンの子供の会に定期的に参加してみたり
(これはかなり涙ぐましい努力。・゚・(ノ∀`)・゚・。)
英語を聞ける環境を与えてみたり
フランスに居ながらも積極的に英語も聞かせたのでした。
その努力の結果は、学校で英語を習い始めている息子に現れる。
隣でフランス人の子供が
「mother」をフランス語読みして「モザー」ちなみにthの発音も違う中、
息子は、かなり素晴らしい発音していて、こちらの方がびっくり。
「なに?ちょっと、発音上手じゃない?どうしたの?」
と聞くと
「だって、そんな風に先生が言って(発音して)たから真似してるだけだよ」
だそうです。
一応学校の英語の授業の教師は、英語のネィティブが来てるのですが
これには、ちょっと感心です。
で、ついでに息子が
「ママはどうしてこの発音ができないの?」
なんて、言いますが、
「いや、余計なお世話です。あんた達ができるのは私のお陰でなんです(#・∀・)」
と、クールに返す日々が続いています。
小さいころから、複数の言語を聞いて、脳を刺激することは、、
ほんと大切なんですよね。
2.単一言語しか使用してない。
一つの言語でしか話してない国は、世界ではほとんどありません。
なので、日本語しか話さない日本は、世界的にも珍しい国になんです。
そして、一言語しか話さないため、
他の国の言葉を話す必要もなく、
学ぶことにもモチベーションが沸いて来ません。
映画を見るにしても、字幕スーパーならまだしも、
完璧に日本語吹き替えがしてあったり。。。。
その点は、フランスも同じ。
国策で、フランス語を守ることになっているので、
流れてくる音楽をはじめ、80%はフランス語じゃなければいけない規則があります。
なので、テレビやラジオで聞こえてくる音声は、フランス語ばっかり。
ということで、英語を話せないフランス人。。。続出。。。
(まあ、それでも最近の若者を話せる人が多くなりましたが、、)
でも、フランスは、もちろん他の国と地続きで常にいろんな言語に接しているし、
地方言語も大事にしているので、英語じゃないけど、2か国語しゃべれる人口は多く、
それなりにフランスも多言語な国。
フランスでも、フランス語だけで生きていこうすればできるけど、
手を伸ばそうとすれば比較的簡単に伸ばして、他の国の言葉を聞くことができるし、普通に近くにいるのです。
でも、日本だと。。。伸ばす手をかなり長くしないと難しい地域もまだまだたくさんあるでしょう。
日本語以外の存在を知らなくても生活できる日本、、、
やっぱり、そんな環境で複数言語を話す習慣もないのに、突然の外国語を話せって言われたって、、そりゃ~難しいさ。。。
3.完璧じゃないと”笑いものにする”民族性
「発音が悪い。」
「文法が間違ってる」
そんなことばっかり気にしていませんか?
って言うか、そのことを馬鹿にする人が周りに結構いませんか?
でも、ネイティブじゃない人で、英語を話ている人を見ていると、
「発音が悪くて、文法が間違っている人」
が、かなりおりますが、そこまで気にしている人。。。いませんね。。
そういうのを見ていると、
どうして日本人だけ間違っちゃいけないのか?
と思えてきます。
外国語をしゃべる目標は、言葉を話して、コミニケーションを取ること。
言語は、単なるコミニケーションのツールなのだから、気にしてるせいで話せない方が問題です。
フランスでも、いますね。
「変なところで文法まちがえちゃて、恥ずかしいわ」とか、
「あの方はあんまりフランス語は上手じゃないから」とか
そう言っている人ほど、日本人と話す機会が多い人で、
フランス人の友達が少ないってケースが結構あります。
フランス語の学校で、フランス語ができる人はその場ではヒーローになれますが、フランス語を話す事自体が目標になってた人には、その先がありません。
それよりも、何らかの目標を達成するためにの必要能力として、フランス語を勉強していた人の方が将来は有望です。
ある会社の課長、部長クラスでも、ulalaよりTOEICの点数が低い人がいますが、
普通に海外に行って、英語で仕事をしている方がたくさんいます。
英語の学校ではヒーローではなかったかもしれないけど、会社では重要なポジションでその会社の仕事ではプロ。
多分、そういう方は、英語などの言語は「ただの伝達手段である」ことを明確に分かっていると思います。
いや、それでも、英語できないって、嘆きながら苦労しているのには間違いないとは思いますが(笑)
間違っていることばかり指摘するより、
コミニケーションができてることを褒める。
できることを褒めることは、子育てする上でも、子供の能力を高める秘訣とも言われていること。
同様に、英語が上達するためにも、とっても糧になると思いますね♪
コメント
私のTOEICスコアは、355です(笑
私が英語苦手になった最大の理由は、スペルと発音が一致しないことでした。
(昔、英国でもスペルと発音を一致させようという運動があったけど、結局失敗したそうです。)
中一のとき、始めはやる気まんまんでしたが、段々、英語を見ると頭痛がするように
なりました。
まあ、スペルと発音が一致するように、英語圏では習うはずなんですがね。
でも、英語は一致しないのも多いし、いろんな書き方があるのも確か。
慣れるまではほんと大変だと思います。
私の友人のアレックスさんも、ウクライナから米国に移住したとき、
それで随分と悩んだそうです。
私は高校のとき、ドイツ語を3ヶ月間習ったのですが、発音とスペルが一致するので
楽でしたね。日本語と同じで母音がメインだし。
私もドイツ語やってましたが、確かに発音がわかりやすいし、日本語に似てるところあるんですよね。
でも、ぜんぜん、身にはなりませんでした(笑)