はーい(^O^)/こんにちわ。Ulalaです(^^♪
フランスで初めて受けたプチ手術の様子を語っています。
今日は、手術日当日です。
前回の話はこちら↓
前日の夜中の12時までに食事は終わらせ、朝の6時までにブラックコーヒーを済ませて、朝の7時半からクリニックに入りました。
今日は、その時見た、フランスっぽい多様な病院内の人間模様を語ってから、その後、直で、手術のお話にいくよ(^O^)/
受付の入力画面を前に奮闘するアラブ系の夫婦
手術の最初の受付は、タッチパネルでの登録となる。そこにたどり着くと、アラブ系っぽい年配の夫婦が先に操作していた。
しかし、旦那さんの方が操作しているのだが、全然うまくいかない。
そこで、後ろで奥さんの方が、
爪で押しちゃだめ!ちゃんとメニュー押して!
そこじゃないわよ( ゚д゚ )クワッ!!
なにしてるのよ!!( ゚Д゚)
と、指示してるのだ。でも、旦那さんが全然できなくて、
超イライラ(#゚Д゚)y-している。
その様子は、とても、男尊女卑のためにベールを強制的に被らされ、押さえつけられている女性のようには見えない。
日本の「かかあ天下」そのものである。
それでも旦那さんがうまくできないので、私も奥さんに加勢することにした。
はい、そこ押してください。健康カード入れてください。その紙、受け取ってくださいね。
その結果、なんとか操作を終えることができたのだ。\( ‘ω’)/
しかし、作業を終了した旦那さんの方は、紙を持ってそのまま行ってしまったが、
奥さんの方はこちらを振り向いて「ありがとう(^^」と一言言ってから待合室に入っていった。
年をとっても反骨精神は変わらないフランス人
待合室の椅子は、コロナ対策が取られていて、一つ置きに座らないでくださいマークがついている。
そのことに気が付かず、一人の高齢の男性が座ろうとしていた。それを見て隣の男性が、ここは座ってはいけないと注意すると、
君が、私の場所を取ったんじゃないのか?
と言い返した。それを聞いて、苦笑する隣の人。
むちゃくちゃフランス人っぽい言い返しと感心した私。
そんなやりとりの後、高齢のおじいさんは、無事に座ってもいい席を見つけて座ったのだ。
フレンドリーなスペイン人の看護師さん
私の名前は○○です(^^♪あなたのお世話をさせていただく看護師です♪
訛りのある、無茶苦茶フレンドリーな看護師さんが手術室まで移動してくれた。移動中は、
私は日本が大好きです!
と日本の京都、東京、日光、富士山に行った時の話をしながら、片言の日本語を披露してくれる。
そして、自分はスペイン人だという。スペイン人の看護師はフランスでは多いのかを聞いたら、同じ病院ではないけどあちこちにいると説明してくれた。説明しながら、心拍計や、血圧を測る装置を次々と設置していってる。
すると、横にいたフランス人看護師
その患者さんの腕の位置、よくないんじゃないの
とか言ってきた。そういう意図はないのかもしれないが、よくいる、外国人だと思うとなんでもいちゃもんつけたり、注意してくるフランス人のイメージが浮かんでくる。自分たちと少しでも違うと思うと、すぐ直そうとしてくるのだ。ちなみにそれはフランスに限らず、日本でもよくあることだ。
でも、そのスペイン人はとても手慣れていた。
いいえ、これは患者さんの自然な腕の位置なので、これでいいんですよ(o^―^o)ニッコリ
と、堂々と返したのだ。す、素晴らしい。そんな風に返されると、フランス人も
あ、そう
しか答えられない。
そうだ、こうだ。こうでなければいけない。
フランス人に何かいちゃもんつけられても、このように正々堂々と返すことは大切だ。そこに卑屈感を含めてはいけない。あくまでもにこやかに返すことを心掛けたいところだ。
今日のフランス語
受付(l’accueil)
待合室(la salle d’attente)
手術室(la salle d’opération)
麻酔医(l’anesthésiste)
看護師(l’infirmière)
そして、とうとう手術
そして、とうとう手術の時間となったが、私は、別になされるがままにされているだけで、回りは次々と準備を進めたいった。
そして、麻酔医が登場。
腕が少し重くなりますが心配ないですよ~
と言ってて、右手に何か薬を導入された。「局部麻酔にして、他に気分がよくなる処方」っやつの「気分がよくなる処方」って言うやつだろう。薬が導入されると、重いっていうか、痛い。
右が痛い( ;∀;)
と言っていたが、しばらくしたら、
パーと視界が突然開けた。
そして、私は神を見た
何?この半端ない高揚感
なんか、ごちょごちょ手術しているのは感じるけど、あ~何かしているのね♪
それよりもこのお医者さんにインタビューしよう(´∀`*)ウフフみたいな、
それはまるで、起床前の半分夢を見つつ外の小鳥の音が聞こえているような、まどろみの時間を体験しているようだった。
そんな幸福な時間を送っていたが、突然、現実に引き戻された。
外科医が、「大丈夫ですか?」と言っている。
なんだ、もう、終わったのか…と思いつつ
ずっと寝てました。。。。
と言うと、安心する外科医。
それは、よかった。どうでしたか?
というので、思わずそのままを答えてしまった。
最高でした!!!!!
すると、多少の沈黙の後、麻酔医と話す外科医
…なにを入れたのですか?
ごにょごにょゴニョゴニョ…
薬の名前を言っていたが、術後回復室に移動されて聞こえなかった。
あれは、なんだったのか?
軽い医療用ドラッグみたいなもんだったのだろう。
今なら、パーと目の前が開けたとか、神が下りてきたとか言う人の気持ちがわかる。ほんとにそんな感じの体験をしたのだ。
もう、幸福感が半端ない。やばい、やばすぎる。
こんなすごいはじめての経験に感動しかない。マジで非常に感動していた。やばすぎる。
とういうことで、記憶の中のプチ手術中、ものすごい楽しい時間だったとしか表現できない。やばい、やばすぎる~!
そんな、初めての体験に大感激したが、その後は、まだまだ長い道のりが待っているのでした。
次につづきます。
コメント