#フランス の現実な世界と、手術後【6.プチ手術の記録編】

フランスと日本、都会と田舎、中上級階級と庶民など、さまざまなはざまで生きてきた境界人であるため、他の人と違う視点を持った著述家として活動しています。コラム執筆などの依頼も請け負っております。

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フランスの健康・医療
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はーい(^O^)/こんにちわ。Ulalaです(^^♪

長々と語ってきたプチ手術の一連の記録も、とうとう今回で最終回を迎えることとなりました。

ほんと、こんな話に長々と付き合ってくれたみなさまには感謝の言葉しかありません。

前回の話はこちら↓

#フランス の病院内の人間模様:手術当日1【5. プチ手術の記録編】
はーい(^O^)/こんにちわ。Ulalaです(^^♪フランスで初めて受けたプチ手術の様子を語っています。今日は、手術日当日です。前回の話はこちら↓前日の夜中の12時までに食事は終わらせ、朝の6時までにブラックコーヒー...

術中は、まったく痛いこともなく快適な時間を過ごしましたが、

目覚めたらすぐに通常状態に。

おまけに、術後回復室にうつされたら、

すぐ麻酔も切れてものすごく痛くなってきました。

痛い、やばい…

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思えば結構大変な一日でした

最初は堂々とした外科医にきっぱり9時から手術と言われて、立派な手術手引きもいただき、丁寧にかかれた説明に感動していたのですが、

これが、これが、、、

オホホ
オホホ

あら、フランスは、みなさま人権意識が高く、医療もシステムも完璧で、看護師さんたちも素晴らしい方たちばかりですよ!お~ほほほほ

う~んどうかな。。。

それって、異次元フランス語ってる?

まあ確かに高い理想をかかげており、システム的にはがんばって整えられていることも多いのですが、それが全部活用されるかは別なんです。しかも、失敗される方ももちろんいらっしゃいますよ。がんばって制度やシステムが整えられていても、それが全部完璧にはできるわけではありませんから。

だって、フランス人だって人間だもの by Ulala

現実フランス、手術時間変更手配

9時から手術を行うと言われていたので、朝7時半についたものの、呼ばれるまで待合室で1時間待たされる。

受付したら、そこからサクサクと手術着に着替えたりしたのだけど、

なんと、手術は11時になったと伝えられた

え~、時間が変わるときは前日にSMSくれるって言ってたけど、メッセージ来てなかったよ!!!!

よく時間はかわるんです

と看護婦さん。だから、連絡くれる予定になってたでしょ…

まさしく、

システムはあるのに、まったく機能していない例

現実フランス、術後休憩所

麻酔も抜けた時間になったのでしょうか(おかげですごい痛い)、回復室から、休憩所に移動されました。

そこでは、外科医との最後の面談があることになっています。が、そこにいた男性看護師曰く、

あっ、局部麻酔だから外科医との面談はありません。

はあ、、そうですか、、別にいいですけど。でも、傷口痛いので痛み止めが欲しいと思い、

すみません、傷口が痛いので…

と言いかけると、

手術したのだから痛いのあたりまえでしょ!

ええ。。。何その冷たい言い方…痛みに鈍感な日本と違って、フランスは痛みがあったらなんとかしてくれようとするんじゃなかったの?

…痛み止めとかないのですか?

と言ったらやっと持って来てくれた。

しばらく経つと、別の女性の看護師さんがもう病院を出てもいいと教えてくれながら、

通常は、お迎えの人は出口の廊下に待っていると思ういますが、ちゃんと伝えたかはわかりませんが…

と言われる。なにか、口よどんでいる。

先ほどの男性の看護師さんが、お迎えの人に何時に出るかを事前に電話しておいてくれるシステムになっているらしい。

で、廊下に出ると、確かに2,3人お迎えらしき人がいる。

しかし、迎えにきているはずのうちの旦那の姿はない。

おかしい。。。(。´・ω・)?

先に進んで探しにいったけど居ないので、SMSを送ったら、待合室にいた。なぜ、うちだけ待合室にいろと言われていたんだろう?

おかしい。。。(。´・ω・)?

まあ、でも、おかげで家に無事に帰れてとにかくよかった。

現実フランス、外科医からの電話

とりあえず、自宅についてほっとしていると、電話が鳴った。

外科医です。面談する予定だったのに、急いでお帰りになられておられなかったので電話しています。

(;・∀・)ハッ?だって男性の看護師が局部麻酔は面談がないっていってたじゃん!

とそのことを伝えると

局部麻酔と、鎮痛剤は違います!帰ったらだめでしょ!

知らんわ!!病院生活のプロじゃないんだから!看護師が帰っていいですよって言うから帰っただけです。私に言っても次回の改善につながりませんよ。看護師に言ってください…マジで(;^ω^)

と思ったのをぐっと抑えて、とにかく、外科医の説明を聞いておわりました。

もう、あの男性の看護師、痛いというと「そんなの当たり前」とか言うし、お迎えを通常位置に案内してくれないし、面談あるかないかも間違ってるし…最悪(;^ω^)

だいたい、一緒に働いている人が、何か言いよどむ時って非常に危ない感じの時なんだよね…

まあ、人によってはそんな感じに差があります。

でも、それに文句言っていてもしょうがありません。対応していくのみです!

最後の決戦、術後のケアしてくれる看護師探し!

しかし、手術が終わって、自宅に帰ったからと言って、そこにはまだ安息はなかった。

なぜなら、明日から看護師に手当てを毎日していってもらわなくてはいけないのに、その看護師がいまだに見つかっていなかったからだ。

この時点で、すでに何件かメッセージを残したが、どこからも返事が返ってきていなかったのである。

なんとか、今日中に見つけなければいけない!

これは頑張るしかない!!

やるわよ!!!オー!!!


ということで、片っ端から近所の看護師に電話することにしました。

しかし、どこもかしこもメッセージ残しくださいばっかりで、直接話せる人がいません。こちらは、どうしても明日からいるので、もう悠長にメッセージ残して待つ余裕はなかったのです。

そこで、最終的には事務所の電話の番号にかけるのはやめました。

携帯番号が分かっているところに、約1時間おきに電話してみることに。

理由は、

看護師さんは、いろんなお家に行っている場合があります。なので事務所にはいない可能性があるのです。

 

また、治療中だと緊急でない限り電話をとらない。手が空いている時しか電話を取らないが、携帯の電話番号で、しかも何回も電話かけていればいつか捕まるはず!

そして、その戦略はうまくいきました。

なんと、2時間後に3回目の電話をかけたところ、留守番電話ではなく、看護師さんが直接電話口に出てくれたのです(^^♪

やっと、直接話して、無事、翌日からの予約を取り付けることができました。\( ‘ω’)/

後で聞いたら、その看護師さん一週間に50人ぐらいの患者を診ているそうです。忙しくて、留守電に答えている時間がなかったそうです。

やった…

とうとうやり遂げた…

バタッ…

プシュ~

手術日は、朝早くから非日常なことがいろいろあって疲れました…術後ケアの看護師が見つかったことに安堵したらかなりヘロヘロに…

そして、…傷口も痛い…

さすがに、その後は、久々にゆっくりしたのでした~

(おわり)

その後はこちら↓

一人一人が個性的なフランス人看護師3人【7.プチ手術の記録編】
はーい(^O^)/Ulalaです♪今日は疲れてるから短めだよ!でも毎日書くよ!先日、手術も無事終わり、怒涛の末見つけた看護師さんのところに現在毎日通っています。前回の怒涛の手術日当日の一日はこちら↓今日は何を書こうかな...

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