イチローの子供時代の作文が素敵だと思う理由は?

今日は、朝から町中が停電で、ただでさえこっちも不便なのに、学校から電話
「停電で給食が作れないので、子供たちを迎えに来てください」
ということで、自宅でも暖房もつかないし、ご飯もそんな急に食べるものもないので、
学校に迎えに行って、近くのサンドイッチ屋さんに。

風船までもらえて、お外で食べれて、子供たちは大喜び。

午後には停電も解消して、子供たちは学校に戻ったけれども。。

夜、8時。また停電。

今度は、真っ暗な中で、ほんと最悪~~~

一回で直せ、一回で!!

ということで、今日のブログは
停電とはまったく関係ないお話です(笑)、、、それは、

ここ最近、twitterやfacebookでよく見かけた文がありました。

あの野球選手のイチローが、小学校6年生の時に書いた作文と言われるもの。

まあ、原文の題は「夢」だったり、多少細かいところが違うみたいですが、
内容はだいたいあってるとのこと。
参照 http://airoplane.net/2012/01/30/ichiro-sakubun.html

『ぼくの夢』

愛知県西春日井郡 とよなり小学校

6年2組      鈴木一郎

ぼくの夢は一流のプロ野球選手になることです。
そのためには、中学高校と全国大会に出て活躍しなければなりません。

活躍できるためには練習が必要です。
ぼくは、3歳のときから練習を始めています。3歳から7歳までは半年くらいやっていましたが
3年生の時から今では、365日中360日は激しい練習をやってます。

だから1週間中で友達と遊べる時間は、5~6時間です。
そんなに練習をやっているのだから、必ずプロ野球選手になれると思います。

そして中学、高校と活躍して、高校を卒業してから
プロに入団するつもりです。そしてその球団は、中日ドラゴンズか西武ライオンズです。
ドラフト入団で契約金は1億円以上が目標です。

ぼくが自信があるのは投手か打撃です。
去年の夏、ぼくたちは全国大会に行きました。
そして、ほとんどの投手を見てきましたが、
自分が大会NO1選手と確信でき、打撃では県大会4試合のうちホームラン3本を打ちました。
そして、全体を通した打率は5割8分3厘でした。
このように自分でも納得のいく成績でした。

そしてぼくたちは、1年間負け知らずで野球が出来ました。
だからこの調子でこれからも頑張ります。そしてぼくが一流の選手になったら、
お世話になった人に招待状を配って応援してもらうのも「夢」のひとつです。

とにかく1番大きな夢は、プロ野球選手になることです。


なにがすごいって、

◯3年生の時から今では、365日中360日は激しい練習をやってます。
イチローのお父さんががんばって鍛えた話は有名です。
練習の後は、お父さんが足裏マッサージとかしてたって話もよく聞く話。

やっぱり、親の心意気で子供の成長も変わってくるなと思う反面

子供が、これだけの練習日数に文句も言わず、ついてこれたこともすごい!

◯ドラフト入団で契約金は1億円以上が目標です
目標に、具体的な数字がある。

◯自分が大会NO1選手と確信でき、打撃では県大会4試合のうちホームラン3本を打ちました。
自分が大会でNo1の選手と確信できるぐらい、周りが見えてる

◯そして、全体を通した打率は5割8分3厘でした
すでに、打率を心得ていることは、分析もできてるってこと?

◯このように自分でも納得のいく成績でした。

自分が”納得いく成績=目標値”を知っているっていうのは素晴らしい。


小学校6年生までに、ここまでの知識が持てるように指導できた(多分父親が多大に貢献)
そして、子供ながらにここまでのトレーニングについてこれた。


本当に感心するばかり。

いろんなところに広がったこの作文に対して、

小学6年生で、こんな具体的な数字かけるはずがない

とか、

こんな具体的な目標を持てるはずがない。

など言われますが、まったくその通り。

そういった教育をしていなければ、書けませんし、目標を持てないんです。


勉強がどうのこうのと言うよりも、

具体的な数字で、具体的な目標をもつ

そしてその目標に向かう努力をする。

このプロセスを子供に身に付けてあげたいなといつも思っているので、
なんだかとっても励みになりました♪

具体的な目標で、その目標に向かう努力の姿勢が身についていたイチローは

「野球もがんばればここまでできるのだから、勉強もがんばればできるのでは?」

と思って中学生の時、必死に勉強したら、学年3位になったとか。
でも、それ以上上がらなかったので、やっぱ僕には向いてないなと思ったという話。

いや、3位でも十分すごいと思いますが。。。


そんな感じに、例え子供でも、いろんな分野で一生懸命がんばっている子供たちはいっぱいいます。

例えば、

6歳でギターの腕が天才的と言われてた女の子

8歳になったら、もっと上手になっていたと、さらに驚かれた!

フランスのincroyable talentでソシアルダンスを踊って優勝したAxel 君と Alizéeちゃん♪
今でも子供のいろんな大会で賞を取り続けているらしい。。。

子供だから、適当に

っていうのではなく、

子供だからこそ、とことんまでやって、

出来たって実感を味あわせてあげたいな~

と常日頃から思っていましたが、

更に気持ちを新たにしたulalaなのでした~