小学生の学力の成長を確認するノート

今日、ケイケイが初めて、

Mon cahier de progres

という冊子を持って帰ってきた。

「向上確認ノート」とでもいうべきか?

学年はじめに先生から説明があったが、、

「今年から始まったことで、学期毎に同じ問題をやって、どれだけ学力が向上したか確認するためのノートです。」

その説明だけを聞くと、なんとなく子供の成長が見れていいなと思っていたのだけど、、、

今日、中身を見て、がっかり、、、

こんなもん全然あかん、、、

◯同じ問題を違う時期にやらせるのはいいけど、、

なら、違うページに問題を書かないとだめなんじゃないの?じゃないと絶対、2回目する時コピーする。と思うけど、、

それなのに、、、同じページに2段に書かれている、、

次回やらせる時は「その部分を隠せ」とか言うのだろうか?

◯やったことない問題やらせても、、
CE1になれば、3桁の足し算、引き算をするはずなのに、今だに習ってきた形跡もなく、
掛け算なんて、「か」の字も習ってきたことを聞かないのに、

問題には、すでに3桁の足し算、引き算、3桁の掛け算が書かれている

そりゃ今できないのは当然だわ、、
比較対象にまったくならない。

◯読む部分が多い
まあ、これはOK。
読めるか読めないかの確認だから、文があるのは普通だけど、、

なんの評価も書かれてなくて、次回比較できるのか?


まあたしかに、この企画自体ははよかっただろうと思う。

でも、、、

Mon cahier de progres の構成、内容、比較の仕方が最悪すぎる

その辺のなんにのも知らない人に作らせたような、、、

教育指針のないただの問題だけ載せとけみたいなノート。


ただでさえ、授業時間少ないんだから、、

こんなアホなもんに時間を取るな、、、、こら、、、

◯ 授業時間が短いため、やり方だけを教えるが、日本でいうドリルのような反復作業が少ない。
◯ 宿題をだすが、その答えあわせはしてない模様。
◯ 進行が遅い気がする。
◯ 今年に入って、教科書らしい教科書がなくなり、読むための本がその都度配布されるようになったため、どういった内容をやっているのかが見えない。

今年はいい先生にあたったと思ったけど、なんか問題も多い気がするな、、

だいたい、この年代の時期に、計算問題とか反復勉強をしっかりやっとくと、「算数は覚えるのではなくて導きだす。」というような考えも持てるようになると思うのだけど、、、、

あまりにも、フランス語が複雑すぎて、中学校に入る段階で15%がちゃんと書けない、読めない状況になるため、かなりの時間をフランス語に費やさなきゃ行けない状況になってるフランスの小学生。

確かに、日本だと最初に簡単なひらがなとカタカナを覚えれば、それがず~っと使えて、
スタートが楽。あとは、年齢に応じて漢字を覚えていくぐらいだから、他のことにも手が回るけど、

フランス語だと、最初に全部やっとかないと、後が続かないみたいな、、、
そんな部分がある気がする、、、


ふ~、、、

ここで、学校だけに任せっきりにするか、

自宅でも親ががんばるか、

で、大きな差がでてくるんだろうな、、、、

と、、意味のない「Mon cahier de progres」なんてノートをやらされているの見て、シミジミと考えてしまった夜だったのでした。