フランスで車に乗る時の注意点7つ

フランスと日本では、左側運転、右側運転の他にも、ちょっとした違いがあります。

一年目以内に免許をフランス免許に切り替え

日本から来た場合、最初の一年間は国際免許で乗れますが、 その後は、フランスの免許に切り替えなければいけません。 それも、入国一年内に申請しないとNG

一度、フランスの免許を取得すれば、一生使えるフランスの免許。
(最近、年齢による制限の話も出てきているので、これはいずれ変わるかも)
日本に帰る時は、日本でJAFで免許書の翻訳をしてもらえば日本でも車に乗れます。
この翻訳は、入国してから一年以内有効ですが、一度出国すれば、また入国してから一年とカウントされるので、一度翻訳してもらえばずっと使えます。
日本に帰国や、一年以上滞在する場合は、フランスの免許を日本免許に切り替えます。
(2011年の情報なので、今後変わることもあり得ます。その都度お確かめ下さい)

今は紙ですが、近々フランスの免許書もリニューアル予定
Permis de conduire A & B Canadien
Permis de conduire A & B Canadien


ほとんどがマニュアル車


フランスは日本と違って、今だにオートマの車の普及率は低いです。
ほとんどがマニュアル車。

でも、一応、オートマ限定でも、免許書の切り替えはできるのだけど、
「どこか、障害があるのですか?」
といろんなところに聞かれる始末・・・・

新車でオートマを買える人以外は、日本で限定解除にしてきたほうが便利は便利。。。

右側通行です

日本では、左側ですが、フランスではもちろん右側通行です。 お間違えなく。

rond pointロータリー交差点

日本で見かけない道路のシステムにrond pointロータリーがあります。 ロータリー内を回っている車が優先で、入る時は左から車が来ないか確認のために、一時停止か時速を落としてロータリー内に入ります。 入る時にすぐに右に曲がる時は、右のウィンカーを点滅。 そのまままわる時は、左のウィンカーを点滅して、出る時に右ウィンカーをだして出ます。

すぐに右に曲がる時は、外側に入り、そのまままわる時は内側に入るのが鉄則

↓下の図の通り
ロータリー交差点
引用元:http://ja.wikipedia.org/wiki/ロータリー交差点


でも、フランス人もかなり適当で、
↓このフランス人の記事の
Et que font les francais en general sur les rond pointの絵のようにめちゃくちゃ
http://quelmondepournosenfants.over-blog.com/article-les-francais-et-le-code-de-la-route-45567209.html

なので、常に気をつけましょう。

右優先

右優先ルール。とっても理解できないルールです。 道を普通に走っていても、右から車がでてくればそちらに譲らなくてはいけません。 こちらが、かなり大きな道ならそこには信号とかがあるので安心ですが、 普通の道を走っていて、右の道の方が細い道でも、右優先です。

今だに慣れなくて、強引に右からくる車が目の前にくることがあって、かなり恐いです。
Voiture accidentée - 01
Voiture accidentée - 01

駐車時の注意

フランスでは盗難がかなり多いです。 車の中に荷物を残して置くと、窓ガラスを割られて取られるケースはかなり頻繁にあります。 なので、駐車する時は下記の事に注意が必要です。

◯駐車する時は、荷物を車内に置かない。トランクに入れて見えないようにする。
◯車の中に、免許書、車検書は残さない。
車が盗難にあった時、車検書があれば簡単に売られてしまいます。

日本では、よく、車の中に免許書等を置いておく人がいますが、
フランスに来たら、この習慣は捨てましょう。

車に常備しておかなくてはいけない物

gilet jaune 引用元:http://www.securite-routiere.gouv.fr/article.php3?id_article=184


年々決まりが増えて、現在は下記の3点を車に常備しておく規則になっています。

◯黄色いベスト
◯赤い三角形
◯アルコール度チェックキットéthylotest(2012年春より)

事故が起こった時に、外に出る時に黄色いベストを着て出なければいけません。
じゃないと、出た瞬間に轢かれる可能性も。
ということで、これらはトランクに入れるのではなく、車内に入れておくことになってます。


以上7点。まだまだあれば、追加していきます♪