フランスの幼稚園おやつ事情


フランスの幼稚園は朝9時から始まり、夕方5時頃に終了します。

だから、胃袋の小さい子供達のために、おやつの時間もあります。

昔は、朝の10時と午後3時半頃の一日2回あったのですが、現在は、フランスでも子供の肥満が問題になってきているので、最近は午後の1回だけになりつつあります。



でも、確かに朝のおやつはは私も反対派!

というのも、前行っていた幼稚園ではおやつは日に2回だったのですが、、、



幼稚園に行き出して、息子はみるみる太っていきました!!!



朝のおやつは朝ご飯を食べてこない子用なのですが、朝もしっかり食べる息子。おまけに、それまでは朝のおやつなんてもらったことなかったのに、一日の食べる回数が増えた物だから、効果は絶大だったんですね~



今の学校は午後だけになったのちょっとほっとしました。

体型も今では普通になりつつありますし(笑)



おやつも、持って行き方は、



・各自で持ってくる

・クラスの1人の親がまとめてもってくる



などと、学校によってやり方はまちまちです。各自で持って行くのは一見よさそうですが、毎日用意しなくちゃいけないことを思うと、面倒くさいです~!



クラスの1人の親がまとめて持ってくる方式でも、



・親が好きな日をカレンダーに書いて、好きな物を選んで用意する

・学校側が日を指定して、指定された曜日毎に決められた物を用意する



なんてこれまた学校によって違います。



息子の学校は学校が指定する方式。例えば



月曜日 フランスパン4本+チーズ各種

火曜日 フランスパン4本+ジャムとはちみつ

木曜日 果物各種

金曜日 フランスパン4本+板チョコ各種



水曜日はフランスは幼稚園はお休みなのでありません。



フランスパンは学校で切ってくれて、みんなに配られます。

おやつにチーズとパンというのもフランスらしいのですが

、私が一番フランスらしいと思ったのは金曜日の板チョコ。



というのも、これを初めて見た日の衝撃は忘れられません。

そう、あれは息子が保育園にいた時でした。

いつもより長くお昼寝していたので、迎えに行った時におやつをもらっていた息子。

その目の前に置かれていたのが、

そうまさしくフランスパンの切れ端の上に板チョコ



こ~んな感じです!



choko



なんの違和感もなしに、息子はこの板チョコを先に食べて、フランスパンを食べ始めました。



「え~これがおやつなの~」と内心驚いていると、横で


「私もお腹空いたわ~」と言って、保母さんがさりげなくフランスパンを切って、そして当然のように板チョコをパンに挟んで食べはじめたんです!!



こ~んな感じに板チョコをパンにはさんで食べてたんです!



チョコパン



板チョコですよ!板チョコ!!!



パンに挟むんですか!それもフランスパン!!



帰って旦那にそのことを話すと、、、



「普通じゃん」



え~~え~~~~普通なんですか!!!



そ~なんです普通なんですって~



フランスにはあの有名なパン・オ・ショコラ(チョコレートパン)があります。

私が住んでいる地方ではショコラティーンとも言われますが、これは、クロワッサン生地にチョコレートを巻いて焼いたパンでどのパン屋さんでも売っています。

でも、これ一つ1ユーロ(155円ぐらい)するんです。日本だとそんなになにも思わない値段かもしれませんが、倹約家のフランス人には、おやつにはとんでもない出費。子供1人ならまだしも、4人もいる家族も普通なので、毎回おやつに4ユーロも使ってられません。



ということで、お昼の残りのパンに、板チョコ乗せて



「はい、パン・オ・ショコラ(家庭版)よ~」



っていうのが、おやつの定番なんだそうです。



そう、学校のおやつ指定メニューにも載るほど定番なんです!



板チョコをそんな食べ方するのに衝撃を受けているは私ぐらい?!



だって、硬い板チョコがパンに挟まれてたら、



食べれませんって!




溶けているならまだしも~





まあ、クロワッサン生地の高カロリーのおやつよりも、

子供のためには体にいいかもしれませんね。



フランスの幼稚園のおやつ事情でした~

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