フランスの九九の覚え方は難しい?

以前、フランスでは九九の表を小学校5年(CM2)までかけて覚えるという話にびっくりしたことがあります。
日本では、確か、九九表の暗記自体は、小学校2年生で終わってたような、、
現在は違うかもしれませんが、、今も変わってないかしら?

それで、週末、友達の家に行って、

CM1のお子さんのクラスでは、15日置きに、九九の表をやっているとのこと。
じゃないと、すぐ忘れちゃうから!というのは、先生談。

日本だと、九九の表の暗記は小学校2年生で終わって、
その後は、その記憶を使って、もっと難しい掛け算にレベルアップしたような気がします。
それでもって、その小学校2年生に覚えた語呂があって覚えやすい九九は、未だに忘れない。

とはいっても、フランスでもそれだけ時間をかけて覚えるけれども、
もちろん大人になっても忘れないので、結果的にもちろん役に立っている。

↓こんな効率悪い、言い方なのに!!!
http://francelife.linkulblog.net/e45697.html

まあ、効率悪くても、繰り返すことで覚えられるのだから、フランス語で九九を覚えたほうが簡単なのか、
それとも、やっぱり覚えやすい日本語の語呂がある九九がいいのか、
とは言っても、日本語を母国語としない子供達が覚えやすいとは限らないし、、、

だいたい、フランス子供の数学のレベルって、国際テストによると、日本より低いんだよね。

日本人にとってみれば、覚えにくそうな九九もそうだけど、引き算だって変なやり方(注1)でしているように見える。

フランスの子供の数学レベルが低いのは、そのせいなんじゃないかって、思ってしまうのでした、、、

(注1)
小学校では、引き算のやり方をの途中経過の穴埋めしろとかって問題あります。
なので、答えがあっていても、途中経過が先生が言った通りじゃないと、丸にならないケースも発生。
と言っても、その計算方法が日本の小学校で習わないような方法で、教える日本人親はかなり戸惑そうです。(聞いた話です。)

でも、確かに、日本の小学校のテストでも、途中経過の穴埋め問題ってありましたね。
それも、同様に答えは分かるのに、この途中経過の穴埋めを考えるのが苦痛だった記憶が、、

人によって、効率良くできる計算方法ってあるから、
無理に先生の解き方を押し付けるのって間違ってない?なんて子供時代思っていましたが、、

まあ、今考えると、数学は、解答を得るまでにいろんなアプローチの方法があるから、
いろんな人のアプローチの方法を学ぶっていう観点からみれば、それはそれでよかったのかもしれません(笑)
だから、フランスのやり方が違っても、やっぱり、いろんな考え方を学ぶっていう意味ではいいのかな。。。?