いろんなマルチンガル。でも英語とフランス語は似てるから

そういえば、この前、マルチンガルな、あるすごいママに会った。

もともと、両親はバスクの人でバスク語を話、そのままアメリカに移住。
アメリカで育ち外では英語を話すけど、家の中ではバスク語を話していた彼女。
そこで、どう知り合ったか、バスク語を話すフランス人と出会い、フランスに住むことに。

家では、夫婦ではバスク語を話し、子供には英語で話し、外ではフランス語を話すマルチンガル。

これがどのぐらいすごいか、日本に当てはめてみると、

アイヌ語か、琉球語を話す両親が、アメリカに移住。アメリカで育ち英語を話すけど、
そこで、アイヌ語か、琉球語を話す彼と出会い、札幌か、那覇に住むことになる。

その結果家の中では夫婦でアイヌ語か琉球語で話し、子供達には英語で話し、外では日本語を話している。


みたいな。。。。(笑)


でも、ここで興味深いのが、子供達は英語での会話も、フランス語も問題ないけど、
バスク語での会話は、結構難しいのだとか。

バスク語って、日本語に近いと言われる言語。

なんとなく、ケイケイとミミに重なるものが、、、

日本語も、まあ、ulalaのがんばりで、結構理解するケイケイとミミ。
でも、会話は、日本に行けばそこそこだけど、ここにいる間はかなり怪しいかも。。

でも、それに反して、英語。

最近、学校でも習い始めたケイケイだけど、、それだけじゃなくて、やっぱり英語はフランス語に似ている単語が多いので、なにもしなくても、自然に意味を理解しちゃってるって言うのが、正直な感想。


例えば、ポケモンカードのお話。

バカンス前に、またポケモンカードを学校に持って行き始めたケイケイ。

「日本語のポケモンカードがすごい希少でさ、みんな交換したがるんだよ。」

と、カードを交換してきて、英語のポケモンカードとかも増えてきていた。

そんな中、バカンスも始まり、ケイケイはせっせとポケモンカードを整理していたりするのだけど、、、

今朝、突然

「英語のカードの意味が分かったんだよ。ナンタラカンタラって書いてあってさ~」

とフランス語で突然ulalaに説明始めるケイケイ。

はっ?

何の話かさっぱり分からなかったulala。

「何?そのカード見せて?」

と言ったら見せてくれて、こう書いてあるんだよ、と、もう一回、フランス語で説明してくれたカード

英語のポケモンカード

Flip a coin if head, the Defending Pokemon is now Pralyzed.

この英語。

ケイケイは、coinをフランス語読みして、「クワン」と発音しているけど、
ulalaが日本語でいつも言っている「コイン」という意味と理解していて、
Pralyzedって英語で書くけど、フランス語だとParalyseなので、よく似てて、

ってな感じに、この英語の全文をフランス語で訳できるぐらい理解したらしい。

スゲぇ。。。。。。

ネイティブ、マルチンガル、すげ。。。。。

そういえば、チェスのオンライン対戦で、時々、チャットで声かけられるのだけど、それは英語。
読めないケイケイに、訳してあげると、

「YES」

って言って、普通にその文字をタイプしようとしているケイケイ。

オイオイオイオイ

それは書かなくていいから(ママ内心、そんな、誰かとコンタクト取らなくていいから(汗))
と止めさせているのだけど・・・・

英語での返答はYESだからと、その言語にあった答えがさっとでてきて、
それを、普通に使っちゃおうっていうところが、子供の頃から複数の言語が身近だったという結果?

っていうのもあるとは思うけど、

同じアルファベットを使い、同じような単語構成の英語。

やっぱり、フランス語がネィティブな子供には、
日本語やバスク語よりは、英語の方が理解しやすいんだろうね。