フランスの民間テレビ局「CANAL+」が放送の時事問題を人形劇で風刺する番組で、
ひどい内容が流されたと、日本大使館が抗議。
↓NHKすら、抗議について、ニュースに流すほどの問題に。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110430/t10015643681000.html
例えば、NHKでも紹介されている
↓日の丸の上に放射能のマークを描いた映像
うん、これはひどいわ!!それも、地震直後の一番神経が張り詰めている時に
こんなの流されたら、ほんと腹立つわ。
これは、ニコラ・サルコジ大統領に、日本政府から直接抗議文を送って欲しいぐらい。
それでもって、このニュースが流れた同じ4月30日に、アメリカは風評被害防止を協力する
なんて、ニュースも流れたから、さらに比較してしまう。
でも、、このギニョール、実際いつもいろんなことをバシバシとユーモラスに皮肉っている番組で
フランスの大統領も、かなりの頻度で風刺の対象とされている。
シラク大統領の奥様があまりメディアに出てこなくて有名だった時も、
「はぁ、はぁ、はぁ、監禁された。やっと逃げてきたから表に出れた。」
と完全にうそだけど、思わずにやっとしちゃうような、ブラックユーモワだらけ。
日本の話は、当事者だから腹も立つけど、
フランスの大統領の話は、当事者ではないのでつい笑ってしまうのも事実は事実だけど。
普通に、聞かなくちゃいけないことでも、直接聞いたり、聞かれたりすることを避ける日本
「聞かない方がいい。知らないふりをしていた方がいい。」
と言いながら、真実を直接聞かず、憶測の噂話ばかりが陰でずっと流れ続ける、、、
そんな日本ではまったく考えられないことなのだけど、
かなりのブラックユーモワを、本人に向けてズバッと言うフランス人
反対に、そういうことを言われて、うまく返せるぐらいでなければいけないのがフランス
だからこそ、こういう風刺番組は、廃(すた)れることなく放送され続けるのかもしれない。
そして、だからこそ、日本も抗議をするなら、ガンガン抗議した方がいいと思う。
これもその一つ、、、
【話の概要】
日本の首相、菅さんが、
福島原発の責任者として、ザ・シンプソンズというアメリカのアニメに出てくるバーンズさんを呼ぶ
バーンズさんは
「シンプソンの母親が救出作業とかしていてコントロールできる状態であります」と説明。
アナウンサーが「海岸沿いに原子力建てて大丈夫なんですか?」と聞いたら、
「僕は12000Km離れたところに住んでいるから問題ありませ~ん」
(まだ話は続く)・・・・・
このザ・シンプソンズってアニメ自体、ブラックジョークというか、ウェットなジョークが
ぎっしり詰まった風刺っぽいアニメ、、、、
一家の父であるホーマーはスプリングフィールド原子力発電所の安全検査官をして、
その、原子力発電所の社長さんがバーンズさん
ホーマーの母親はバーンズの生物兵器の研究所を破壊した容疑がかけられている人
その人を呼んじゃう管首相。。。。
うわ~皮肉ってるね~皮肉ってるね~。まったく!
でも、風刺番組だから、アナウンサーは鋭い質問をするんだよね。
くま
日本政府やマスコミも情けないですね。いつの事件かと思えば、地震直後の3月のニュースじゃないですか・・
サルコジ大統領の訪日で発表する気が引けたのか、それともこういう事件があったから発表しろと抗議を受けたからか分かりませんが、こういう事件はすぐに発表して報道すべきですね。
マダムリリー
確かにそうですね。