成功できる子供を育てる7つのポイント

子供は、9歳頃から、精神的に自立し始めます。

Nature
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親のアイデンティーから、自分のアイデンティーへの自立。

もちろん、いろんな面でもまだまだ親に頼る部分はありますが、
いちいち反抗的になったり、自分の意思を強く持ち始める時期です。

この頃になると、
学校の勉強も忙しくなったり、
子供同士の遊びが忙しくなったり、
その後に迎える思春期も控えていて、
親が教えたいことがあっても、話す時間すらままならなくなる頃。

なので、できることならば、
まだまだ親の話を聞いてくれる9歳までに、
子供が自信を持って自立していくためのベース作りをしたいところ。


そこで、今現在、積極的に実践している、

成功できる子供を育てる7つのポイント

1.目標、目的、を理解させる。
2.必要な物を惜しみなく揃える。細かいことは気にしない。
3.常にいろんな事に意識させる。
4.一人で考えさせる習慣を付ける。
5.成功体験をさせる。
6.努力したことをほめる。できたことだけを褒めない。
7.なるべく、一緒に居て見守る。

年齢に合わせながら子供たちに、心がけている事です♪

目標、目的、を理解させる。

常に、目標は何なのかを意識させ、作業をさせます。

やらなくてはいけない理由、その到達点となる目標をはっきりさせ
些細なことで脱線しないように、見守ります。

「目標はなにか」を理解できるようにすることは、
今後どんなことをするにも、大切な要素になっていきます。

目標がなにかを認識できるようになると、
勉強以外にも的を得た行動ができるようになってくるはず。

例えば、ゲームをしたい。でも、サイコロがない。そんな場合。

サイコロのある場所を他に知らないので、
「サイコロのある場所はどこ?」
と誰かに聞きますが、そこで
「あの箱にあるから見てみて」
と言われたとします。
そして、言われた場所を見に行くけど、
その場所にはサイコロがなかったらどうするか。

あっさり
「なかったよ~。」
と帰ってくるのはNG。

目標は「サイコロを探すこと」

言われたところを探すことがすべてじゃない。
それは、ただの探すためのヒントです。

「サイコロがあるかも?」と聞いた場所をよく見てみると、
そこには、他のゲームもあるおもちゃ置き場。
言われた箱の中にはなかったけど、
もしかしたら、他のゲームの箱にはあるかも?
と探してみて、思いつく限り他の箱の中も調べてみる。

目標を念頭に置くことで、ただ言われたことだけを行動するのではなく、
応用を効かせて追求できるようになれば最高です。

でも、もちろん低学年では難しい場合もあるので、
最初は、一緒に行ってサイコロを探して、
他の場所も探すことを体感させましょう。

必要な物を惜しみなく揃える。細かいことは気にしない。

Devoirs
Devoirs


例えば宿題を終わらすことを目標にしても、
低学年の子供にとっては、最初は結構大変なことです。

なので、
立ち止まることなく一気に仕上げられるようにするために、
もし必要な物があるのなら、揃えれる物はすべて揃えて、
なるべく子供が苦痛がない環境を作ることが大切。

そして、目に付くかもしれませんが、些細なことは目をつぶる。

「消しゴムのかすは汚いからちゃんとまとめろ」
とか、
「使わない鉛筆はちゃんと筆箱に入れろ」
とか、

くだらないことを言って、子供の集中力を阻害しないようにする。

そんな細かいことは、慣れて来てから少しずつ負荷を足していく感じに加えていけばいいもの。

一番大切なことは、
目標に到達する感覚を身につけること。

最初は目標に達することのみを最重要視するべきです。

常にいろんな事に意識させる。

子供が質問してきたら、その場で答えたり説明することも必要ですが、 もし、他の場面で、もっと具体的に説明できるような材料が見つければ、 それを見ながら 「ほら、この前こんな質問してたでしょ?」 と、もう一度説明してあげる。

歴史上の人物の名前を、偶然どこかで見つけたら、
その名前を読ませて、その人の話をしてあげる。

道端のお花を見つけたら、それにまつわる話をする。

気がついたら、いろんな知識を子供に話してあげる。

子供はすぐ忘れてしまうし、聞いてないから
意味ない行動のようにも思えますが、
いやいや、結構よく覚えています。

そして、それをベースにいろんな事を発展させて考えたりしたりします。

いろんな事に意識を持っていくような生活にする。

深い知識のベースになっていきます。

一人で考えさせる習慣を付ける。

Kids! 17
Kids! 17


一人で集中して何かしている時には、なるべく声をかけない。
常に、自分で考えて結論を出すようにうながす。

なんでも、あれしなさい、これしなさい。と言わない。

どうしてしなくちゃいけないかを説明して、
そこからどうしなくては行けないかを考えさせます。

自分で考えだした答えには、納得して行動するし、
考えることが身につきます。

成功体験をさせる。

成功体験から得られることは「自信」です。

例えば、誰かに好かれた経験があれば、対人関係もうまく行くし
努力して、勝った経験があれば、努力する意味をよく理解する。

そういう成功体験が、人生でなにかをやっていく上での自信につながります。

反対に、失敗体験ばかりで、自分に自信がない場合は、
いつも不安で、一歩前に進むことを躊躇するようになります。

もちろん、いつもうまく行くことばかりではなく、
失敗することもいっぱいあるし、なにかに負けることもいっぱいあります。

その場合でも、
「負けちゃったけれども、ここのこの部分はよかったね。
よし!負けたのはこの部分が悪かったから、それを練習しよう!!」

と、いい部分は褒めて、悪い部分は次がんばろう~という
前進させるサイクルを作るように心がけます。

全体から見れば、失敗体験だったとしても、
褒められた部分は、成功体験に変わります。

努力したことをほめる。できたことだけを褒めない。

上手にできたことをだけを褒め続けると、 褒められるために、完璧にできる簡単なことばかりをするようになります。

でも、努力したことを褒め続けると、
次回は、もっと上のレベルに挑戦するようになります。

小学校の時代に、
「ほんとにあなたはいい子ね」
と育てられた子供は、大きくなってか挫折することが多いと言われ、
そして、その結果、
「小さい頃からあんなにいい子だったのに」
と両親は嘆くそうです。

高いレベルに挑戦すれば、できないことの方が多いだろうけど、
何回も練習すればれきるようになり、それが繰り返されれば、
努力すればできるようになるという経験が積み重ねられます。

困難な壁にぶち当たった時にも、自分で解決策を見つけれるようになるでしょう。

なるべく、一緒に居て見守る。

thinking...
thinking...


なかなか時間がなくて、とっても難しいことだとは思いますが、
低学年の子供は、宿題やピアノの練習などちょっと退屈なことは、
一人でやっても全然おもしろくありません。

それは、小さい子供には当然なことで、決して飽き性なわけではありません。

なので、別につきっきりで居なくてもいいから、
本読んでたり、テレビを見ていてもいいから、
とりあえず隣にいて、時々は気にかけてあげましょう。

もちろん、一人でやりたい子は、
そのまま一人でやってもらった方がいい思いますが、
最後には、ちゃんとやり遂げた物を見てあげたり、
少しでも気にかけてあげましょう。

そうすると、やりたくなかったことも、
誰かが見ていてくれることで、やる気が出て少しできるようになって
少しできるようになれば、
後は、一人でもちゃんとできるようになっていきます。


あとがき


nature
nature


子供が独り立ちをしたとしても、
やっぱり、根っこを張る大地は必要。

なにがあっても、しっかりと根っこを受け止めてあげれる大地を用意した上で、
太陽をいっぱいに浴びる方法や、
養分を吸い取る方法を教えてあげれば、

その後は、子供はどんどん枝を伸ばして、葉っぱを茂らせ、
台風が来ても負けない
病気になってもちゃんと復活する

そんな力強い木になって行くんですよね♪