明日は、サンニコラ(聖ニコラ)のお祭りの日です♪
サンニコラは、サンタクロースの原型とされている聖徒ですが、
町中のいい子にしていた子供たちにご褒美をあげたり、
貧しい子どもを救おうとした人々を援助したというお話を元に、
このサンニコラの日に、靴下をぶら下げておくと、
スペキュローズというシナモンなどの香辛料が入ったお菓子や、
果物などの食べ物を入れて行ってくれるという行事♪
この行事は、ベルギー、オランダ、ドイツ、オーストリア、スイス、フランスの
北東部を中心に行われている、子供のためのお祭りで、
フランスでやっている家庭は、実は、そんなには多くはないです。
ちなみに、うちは旦那の母親がドイツ人なので、普通にやっています。
そう、多文化家族なulala家。なんだかとっても大変。
ドイツの行事
フランスの行事
日本の行事
気がつけば、いろんな国の行事を淡々とこなす一年・・・・
盛りだくさんすぎる。。。(;^_^A アセアセ・・・
ということで、明日は例年通りサンニコラがやってくる予定でございます。
今日のケイケイとの会話
ケイケイ「去年、サンニコラが靴下にお菓子を入れて枕元に置いていってくれたんだけど、
物置に、あの靴下ずっとあったんだよね。ママがお菓子買ってるの?」
ulala「ママは買ってないよ。靴下は、自分で用意して、そこにサンニコラがお菓子を入れてくれるからうちに靴下がるのあたり前なのよ。」
ケイケイ「クラスにサンニコラからお菓子もらえない子いるんだけど。・・・どうしてもらえないんだろう?」
ulala「う~ん・・・・ケイケイはおばあちゃんがドイツ人だからもらえるのかな?」
ケイケイ「ふ~ん。サンニコラはどこからくるの?」
ulala「う~ん。わかんないけど、サンニコラのお祭りはドイツとかだよね。
日本だと、クリスマスに靴下にサンタクロースがプレゼント入れてくれるんだけどね。
こっちでは、クリスマスじゃなくて、サンニコラの日に靴下にお菓子入れてくれるんだよね。」
ケイケイ「え~、日本はラッキーだな~!靴下にプレゼント入れてくれるんだ!」
も~いろいろと、苦しい会話
だんだん、言葉が怪しくなってきてる。。。。
フランスとドイツの違いだけでもあれなのに、
日本流のクリスマスまでまじっちゃって(;^_^A アセアセ・・・
だいたい、このサンニコラがすべての原型。
17世紀オランダ人から、アメリカにこのお祭りが伝えられ、
アメリカでは勝手にサンタクロースを作り上げちゃって、
キリストの誕生日にお祝い日を変えちゃった。
日本では、そのアメリカから来たサンタクロースの来る日に、
サンニコラの靴下を吊り下げる習慣をくっつけちゃった!
ってな感じ?
各国で、いろいろ発展させちゃって、も~ごちゃごちゃ。
そんなむちゃくちゃのしわ寄せは、多文化家族に。。。。。。。
多分、今夜から明日にかけて、ケイケイの中では、ものすごい想像が頭いっぱい。
そうして、、現実と比較しつつ、事実を悟っていくことでしょう・・・・
ということで、子供に取って12月は、
お菓子はもらえるは、プレゼントはもらえるはで、
最高にラッキーな月になるulala家なのでした~
で。。
これで、お年玉もらえたら、もっとすごいだろうけどね。。
それは、、ないわ。。。
うらしまたろこ
ドイツからきた習慣なのか、オランダではとっても大切な一年行事でした。その夜はサンニコラを乗せる馬へのご褒美で其の高さに合わせて木靴をドアにかけてその中に人参を入れておきます。そうするといい子だったらお菓子が入っている。ちなみに一年悪い子にしているとサンニコラの手帳にしっかりと記録されててツワルトピット(黒人の召使い)に麻袋に入れて連れて行かれちゃう、悪い子ちゃんだった子にはちょっと要注意の日。十一月にスペインから船に乗ってやってくるサンニコラはちゃんとニュースで報道!!国を挙げて子供の世界をもりあげていました。いずれにしてもこういうのを素直に喜んでくれるのも束の間。楽しんでね〜。
ulala
ドイツからきたわけではないと思いますよ。
うちの義母がドイツ人で同じことやってたってことで、オランダでもベルギーでもやってますから~
ほんと、おもしろですよね~子供。
まだまだ、楽しめます♪