北野たけしがさん、フランスの芸術文化勲章

北野たけしさんが、フランスの芸術文化勲章の最高章「コマンドール」を受賞しました。

日本語でこの「コマンドール」受賞の記事を読んで、旦那に
ulala 「(思いっきりこのカタカナ読みで)「コマンドール」受賞したんだって」
と言ったら
旦那「?????」
(笑)

確かにフランス語で書くと、commandeur 
おもいっきり日本語で表記するのは難しい発音が混じってるから、
カタカナ読みではフランス人に通じません(笑)

そのたけしの受賞の記事は下記↓参照
http://www.asahi.com/showbiz/movie/TKY201003090424.html(日本語)
http://fr.news.yahoo.com/3/20100310/twl-cinema-japon-kitano-distinction-2f4e741.html(フランス語)

これを受けて、ポンピドーセンターでは11日から約3カ月間、北野監督作品の上映会がありみたいだけど、、
あれ?カルティエの展示も3月11日じゃなかったけ?

カルティエ財団の展示は去年の時点で(↓参照)開催予定になってました
http://francelife.linkulblog.net/e37415.html
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ビートたけし・キタノ ペンキ屋のせがれ展
   Beat Takeshi Kitano, gosse de peintre
2010年3月11日(木)~9月12日(日)
La Fondation Cartier pour l'art contemporain
   カルティエ財団現代美術館
   261 boulevard Raspail 75014
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おまけに、先月は、日本人でも知らないたけしのことが書かれた本がフランスで出版!!!

↓クリックして詳細
Kitano par Kitano

な、なに?なんかすべて去年からこの受賞決まってたの?(それとも知っていたの?)

今年は、まさしく、たけし年のフランス!!
あまりにもすべてがタイミングよすぎて、そっちの方がかなりびっくりだわ(笑)!


しかし事実、北野たけし、フランスでは大人気。

日本だと、ビートたけしの名前で、お笑いの方が人気なタケシ。

「どうしてたけしの映画が世界的に人気なのか分からない」

日本では、よくそんな話よく聞きます。

おまけに、フランス人は「日本の映画は暴力的」なんていいながら、
おもいっきり北野たけし映画も暴力的なシーン多いし、、、

それが、どうして北野映画は、フランス人に人気があるのだろうか、
とみんな不思議に思うところなのですが、、、

とは言っても、フランス人の映画を見ていると、
ものすごいリアルな暴力シーンとか、裸シーン多くて、目が当てられないことが、、、。

フランス人は口では「暴力的なのは、、」とステレオタイプに誰かが言ったことを復唱してはいるけど、
実際は、まったく問題にしていないのかも、、、。(っていうかどっちかというと好き?(笑))

おまけに、いつも思うのだけど、フランス映画ってテンポがアメリカ映画とは違う。
「常に淡々と状況を描写していく展開」

なので、アメリカ映画に慣れている人にとっては、
フランス映画って、ハラハラドキドキの流動感がなくてなんかつまんなく思えてくるんだよね、、

って!
その淡々としたストーリー展開って、まさにたけし映画みたいじゃないですか?

その人の人生を淡々と見ていったり、
無言で絵を見せて、視聴者になにかを感じさせるタイプの映画。
そこが、なんかフランス映画に近い!

だから、自然にフランス人のつぼにハマってしまうのかもしれません(笑)

ということで、今年もフランスでの北野たけし人気はまだまだ続くのでした!