フランスでの、日本の原発報道は凄まじかった。
今日になって、昨日の放水作業が結構評価され、なんだか落ち着きを取り戻したフランスでの日本の原発報道。
昨日なんて、コメンテーターのPr Agnes Buzynさんが人間に及ぼす放射線の影響について恐ろしい顔で、がなりちらしていた。
と思いきや、今日のニュースはそのPr Agnes Buzynさんの笑顔から始まったニュース。
始終ニコニコ顔で、アナウンサーが
「では、今、日本に住んでいる方はヨウ素を飲む必要がありますか?」
とか聞いたら、ニコニコと
「いいえ必要ではありません。」
とか答えてる。
うわ・・・・その豹変ぶりの方が恐いわ。。
だけど、この連日のフランスの被害妄想にも似た、多分、反原発運動を勃発させようとした政治の意図も含んだ放送で被害を受けたのは、日仏家族。
心配した、義両親から、ヒステリックに日本の家族を心配されまくられてきたところも多いだろう。
だけど、日本に電話をかけると、のどかな風景。
そんなギャップに一番悩んできたのが、フランスにいる日本人に違いない!
というわけで、日本にいる家族を心配する人
家族に、日本はまだ今のところは安全だとフランス人家族に言いたい人。
とりあえず、日本の今の放射線のモニタリングの情報を毎日確認してみよう!
全国の放射能濃度一覧
http://doko.in/micro/
都道府県別環境放射能水準調査結果
都道府県別環境放射能水準調査結果を文部科学省でとりまとめ、随時掲載しています。
アクセスの集中を防ぐため、文部科学省ホームページほか、下記にも情報を掲載しておりますので、ご覧ください。
http://eq.yahoo.co.jp/
http://eq.wide.ad.jp/
原発周辺の放射線量
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110318-OYT1T00054.htm?from=top
見方としては、
1ミリシーベルト=1000マイクロシーベルト、自然に一年で受ける放射線量。
なので、普通の状態の場合0.11マイクロシーベルト/h 受けていることになります。
これを基準に、通常の何倍という値を出すのです。
ちなみに、今、原発で働いている方達の限界値は250ミリシーベルト。
体に異常が発生し始める値と言われていますが、
それまでは100ミリシーベルトだったのを今回の作業を促進させるために
限界値をあげただけなので、かなりギリギリの値。
例えば限界が100ミリシーベルトとしても=100000マイクロシーベルト。
放射線は体に溜まっていくので、
100ミリシーベルトになるには、1マイクロシーベルトの環境に、100000時間居るということと同じ
ということがわかります。
そういう感じにデーターを見ていくと、今日の時点ではほとんどの県で正常値に近く、
さすがに原発周辺では、値は大きいけど、風向きとかにも大きく影響されていて、
20km以内で低いとこもあるに、30kmのところが異様に高いとこもある
などというのが見てとれますね。
家族が住んでいるか場所の当日の放射線量を調べる自分が安心するのにも、
どれだけ、家族が住んでいるところが、放射線量が少ないかをフランスの家族に見せるにも
実際の数字で見れて、いいんじゃないかな~と。
口で言うより、目で見せる。これで、うちは乗り切っていますよ♪
っていうか、
放射線量を毎日確認しているなんて一週間前には考えられないことだったし、
そんな生活がくるなんて思ってもみなかったけどね。
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◯フランスの放射線量
mamanmanon
ここ1週間は日本が世界一危険な場所になってしまったかのような報道が続いてましたよね。でも今日のニュースはリビア一色でしたね。こっちはフランス主導の問題だからとか、福島はちょっと見通し明るくなってきたとか、いろいろ事情あると思うけど、でも今もまだ危機は去ったとはいいきれないのでもうちょっと知りたいと思うんですけど--; ほんと極端な人たち。
mk
福島原発から80kmほどの場所に住んでいますが,マスクをする程度であまり放射能についての心配はしていません。むしろ食料があまり手に入らないので,福島で捨てられてしまう牛乳を飲みたいくらいです。身体に影響はないと言われていますし(^^)
心配はもちろんありますが,テレビとラジオと新聞のいうことだけを信じているので大丈夫だと思っています。意外と原発に関しては東北民は冷静だと思いますよ。
パンダ
コメントさせて頂きます。
フランスでは原子力発電とか放射能の教育ってあるのでしょうか?
それから、放射能事故を想定して薬を政府から全家庭に提供されているようですが、事故が起きたときの補償も提示されてますか?
さっきフジテレビでフランスの原発状況を放送されており、フランス国民はとても落ち着いていたり、原発から提供される温水を利用して作物を作ったりととても驚きました。
日本もこれから見習わなければいけないなと思いました。
ulala
日本でも原発のある県では、常にローカルニュースのトップニュースは原発関係だったりとかなり身近なので、原発のことについて知る機会が多いと思いますが、フランスでも、もしかしたら原発のある町ではそうなのかもしれません。
フランスの、原発のない町の専門知識がない一般の主婦として言えば、
放射能の教育は特にされている様子はなく、
チェルノブイリ事故の時に、国境で放射線が止まると信じられてたくらいで、
チェルノブイリ事故とが結構身近で起こったので、その時に、学んだ事が多いというのはあるかもしれません。そういう観点で見れは、現時点では、実際現在事故が起こっている日本国民の方が、今では知識は多いかも。
ヨウ素などの薬は、少なくとも私のとこには届いていませんね(笑)
第一、医者の処方箋がいる薬が、なんでもない時期に、普通に一般に配られてるのでしょうか?それは、私にはわかりません。
パンダ
話が変わりますが、ulalaさんってまさか千葉県にあるR大学の出身の方では?!
同級生でフランスに嫁に行った人がいたので気になりました。
ulala
パンダさん
違いますよ♪