現在の子供の置かれている世界

「今日の学校からの宿題はなに?」
とケイケイに聞いたら、
「別にしなくてもいいって、先生言ってたよ。」

は?

「なに言ってるのまたあんたは。宿題だからしなくちゃいけないに決まってるでしょ!」
と、宿題内容を調べると

「image satellite france」で検索して、サイトを見つける

はっ?

なに?この宿題。コンピューターが家にない家ではできないんじゃない?

ということで、「できない家庭では宿題しなくていいから。」と言う先生からのお言葉だった模様
(家庭格差の大きいフランスで普通に行われる配慮の一つと思われます。その代り学校でしています。)

実際、ulalaの子供時代にはなかったような内容を、現在の小学生はやっています。

おまけに、やらせてみたら、一本指でキーボードを叩いているけど、ちゃんと検索できてるし、
調子に乗って、変な言葉をガンガン検索しまくるし、

それでもって、パパから届いたオンラインチェスサイトへのメールを受け取って、
ちゃんと返信できてるし。。。

ま、、まったく。。。

少なくとも、ulalaが子供だったころよりも、いろんな発見も増えて、いろんな物が発達し、
学ばなければいけないことが増えた子供達。

そこで思い出すのが、今、話題の京都大学入試のカンニング事件。

入試の問題をyahooの知恵袋で質問して答えを聞いた

という問題は、ものすごい広がりを見せました。

まあ、カンニング自体は悪いという意見は一致していると思うのですが、

まず、年代が上の人から非難。
というのも、学生運動をしてきた年代の人は、大学に警察が入ることに納得できない。

カンニングは入学資格失効で済むものが、どうして犯罪者になるのか

などなど、いろんな立場の人からの意見が次々とでてとっても興味深いです。

中でも、ネットを使いこなしている人の意見が見落とせない

「暗記が知性の基準とされてきた時代の「試験体勢」自体が現代社会で学ぶべき内容にあってない。
現在は、世界の至る所から、結論を導き出せる能力を持っている人こそ、できる人なのだ」

昔よりも、新しい技術が増えて、暗記ではすべてを把握しきれない情報量になった現代。
どこにその情報があるか、どうやってその情報を探しだすか、そして得た情報をどう使いこなすか
それを知っていなければ、今の社会では通用しないというお話。

だからこそ、「どうやってその情報を探しだすか」は小学校2年生のとっても大切な宿題問題になるんです。

は~。お陰で、ケイケイにPCを乗っ取られる時間がどんどん増えてくulala家。
もう一台、PCが絶対必要だと思う今日この頃なのでした。。。。は~