おフランス 嫁入り日記

チェスをどうしてもやりたいと言っていたケイケイ、チェスクラブに通っている。
そこで、バカンス前に、
「バカンス中、スタージュがあるけど、来る？」
と言われたので、行くことに。

そりゃ～ケイケイは行けば楽しいからいいけれど、
簡単にスタージュとか言っても、週に一度通うのと違って、例え一週間でも毎日通わせるのって大変(￣_￣ i)

街から１５分ほどの郊外に住んでいるので、車で送り迎え。超面倒だ。
だいたい、町って駐車すればお金取られるし、
だいたい、現在、ガソリン代も高いし

ほんと嫌だ。

と思いがらも、ママは子供のしたいことには、がんばって奉仕してるのです。

だいたい、なんのスタージュかな？と思っていたけど、
多分、今度行われる、学校大会に向けての特訓のついでに呼ばれたんだろうと思う。
ケイケイの学校ではチェスしている子供がいないので、ケイケイは大会自体は出れないんだけどね。

しかし、なんだか、スタージュのメンバーの中で、浮いてるように見えるケイケイ

ケイケイはさ～、体格が大きいから、普通のCM2とかの子と対して大きさが変らないように見えてしまって、スタージュに来ている他の子達との比較も難しく、他の子の年齢が全然想像できない！

このスタージュのメンバーはどういう構成なんだと思っている矢先

「今日の午後は、外に大きなチェスとか出して、みんなでワイワイするからおいで」

と言われたので、行くことに。

でも、さすがに１０時から始まるスタージュが１２時に終わるのに、家帰って、ご飯とか食べたら１４時には行けないし、いろいろなんたらかんたらしていた、結局、行けたのは１５時半に。

そしたら、
「あっ、丁度、１６時からトーナメントするから、参加したら？」
と言われ、指さされた紙を見たら、
どうも、今週はporte ouverteの週で、
クラブへの勧誘の意味合いも含めたイベントの一環らしいと、初めて状況を把握。

その一環として、外でチェスをやっている様子を見せながら、子供から大人までごちゃまぜでトーナメントをするらしい。

１６時～２０時まで

えっ？２０時まではいられないわよ。。と言うと
「いやいや、いつ抜けてもOKだから。」

と、言うことで、トーナメントに参加することに。

でも、子供のメンバーはスタージュに居る子ばかりなので、まあ、自然の成り行きかも。
（いや、なんだかズルズルとはめられて行っているのかも（笑））

ということで、勝手にみんなとチェスやっているケイケイはそこに残して、ミミとお散歩に。
噴水のあるところで、水遊びさせたら、服が激しく濡れまくってしまった！！！

この日はこのまま、パパを空港に迎えに行かなくちゃいけないのに、こんな濡れたままで風邪引かないか？
でも、家まで戻る時間ないかも？どうしよ、どうしよ・・・

と動揺しながらもケイケイのところに戻ってくると、うれしそうにトーナメントしているケイケイ。

結局そこに残って、ミミの服を乾かしながら、
トーナメント表を見て、初めてスタージュで一緒の子供達の名前を知る。

えっ？この子達、CPからCM2までが一同に戦うトーナメントの学校対抗の大会で、
５位以内とかの、上位の子達じゃん！

えっ？この「あほの坂田」とか「江頭2:50」バリの漫才やギャグマンガみたいにふざけまくっている子、

いつも一位の２年飛び級の子には負けたけど、その他は全勝して、
去年の大会では２位だった子じゃん？

なに？あのスタージュ、実はむっちゃレベル高かった？

全員、１０歳以上の子供達の集団だった。。。その中に、７歳のケイケイ一人。。。
そりゃ浮いてるはずだわ。。。。

ちなみに、この女の子、小さすぎて椅子を２個積まないと、テーブルに届かなくて、
ミミと同じ年かと思えば、一歳年上だというので、「じゃあ年長さん（grand section）?」と聞いたら

「"((_- )( -_))" ウウン。私、一年、飛び級しているから、CP（小学一年生）よ。」

だそうで・・・・

ケイケイのチェスのお陰で、普通の子では体験できないような世界を体験できてるんだろうなと
思い知らされた一日。

日本でも、チェスしている人って、
医者とか、弁護士とか、簡単にバークレー大学に留学できちゃう人とかそんな人が多いもんね。。。

そんな感じに試合が続き、

この日のトーナメントでは、まあ、当たり前だけど、ガンガン負けまくっていたケイケイ。
それでも、大人の中に混じっても、堂々と試合している姿は頼もしかった。

結局、トーナメントも予定の２０時までかからず、１８時３０ぐらいで終って、試合も全部できてよかった。

ケイケイ、、、、、今日はなんだかいい経験したのかも？

ママは、すっかり疲労困憊で死にそ～だけどね～～

↓この記事には、実は続きが。。。。
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