フランスは、実はフランス語だけじゃなくて、いろんな言語が混在しています。
バスク地方はバスク語、ベアルン地方はベアルン語。
アルザス・ロレーヌあたりではドイツの方言と言われるアルザス語,ロレーヌ語
コルシカでは、コルス語
等、フランスには75言語が存在していると言われています。
そして、オキシタン語(オック語)と言う言葉が、
南仏に広範囲で存在しているのです。
オキシタン語(オック語)
南フランスやイタリアの一部などで話されているロマンス語系統の言語
http://ja.wikipedia.org/wiki/オック語
↓オック語が話されている地域図
より大きな地図で オック語圏 を表示
実は、10月6日に発売になった、内田百間の本をフランス語で出版したシリーズを出版しているムッシュ
↓詳しくは、ulalaの別サイトをどうぞ
http://www.frompau.com/2011/10/la-digue/
Serge JAVALOYESさんて、実はulalaが住んでいる地域で、
オクシタン語とフランス語のバイリンガルな学校の校長先生なのだ。
http://www.in-oc.org
http://www.sondaqui.com
毎年、オクシタンのお祭りも行われたりと、オクシタンを話せる人口は、思ったより多いのにびっくり。
約130万人が普通にオック語が話せると言われています。
Sergeさんが、
「以前、日本語とオクシタンの辞書を作っている日本人の女子学生と会ったことがあるよ。」
って言っていて、
追記:この日本人女性お会いすることができました♪
詳細はこちらの記事↓
>>日本では一人しかいない!オック語が話せる日本人
そういえば、以前、オクシタンの研究をしている女性がYMCAに泊まっていたという話を聞いたのを思い出しました。その、彼女のことなのかしら?
いずれにしても、日本でオック語を研究している人ってそんなに多くはないと思うのですが、
されている方がいれば、ぜひ、お話をお聞きしたいです♪
フランス、されどフランス。いろんな事があって、奥が深いですよね。
ところで、
「オック語の踊り歌」というのがあるのですが、
この曲を
坂本龍一が「うるわしき時のおとずれ」という曲の題材に使ってるみたいです。
聞き比べてみると、ほんとだ同じ曲♪
↓から視聴できます。
エンド・オブ・エイシア
おもしろいな~
penedescat
トゥールーズに行った時、道路や橋の名前の表記がカタルーニャ語にそっくりでびっくりしました。あれがオクシタン語ですよね。 ちゃんとフランス語と併記になってましたよ。多分聞いたら分からないと思うけど、読む分にはフランス語よりも多少理解できました。
ulala
オック語は、ガロ・ロマンス系のフランス語(オイル語)よりむしろイベロ・ロマンス系のカタルーニャ語に近いらしいですね。
フランス語は北の言葉で、オック語、カタルーニャ語は南だから、近いのは納得いくかな~とも思います(笑)