ゆとり教育って実は。。。

ちょっと前に、ゆとり教育について

公益社団法人日本将棋連盟会長の米長邦雄さんが、
ラジオで語っていたのを聞いて、

実は、

あっ

って思ってました。

ゆとり教育では円周率は3

Pumpkin π
Pumpkin π

日本のゆとり教育って、実際は自分自身が受けたわけでもなく、
自分の子供が受けたわけでもなく、

ただ単に、ゆとり教育を受けた人達から感じることや、
人からの話、そしてマスコミの報道を見て、

「ぜんぜんだめな教育」

と言う感覚があったのですが、

「ゆとり教育では、円周率を3と教える」

と聞いてびっくりしていたけど、、

実はこの話は、テレビで変な風に放送したから広まった噂で

実際の教育の現場では、ちゃんと3.14と教えていたことにさらにびっくりした。

http://ja.wikipedia.org/wiki/円周率は3

ということで、将棋の会長の米長さんの話を聞いていて、

「ゆとり教育って言うのは、あまった時間を何に使おうかと考える時間を持つことだったんだ。」

という言葉に、なるほどと思った次第です。

あるお母さんが、ゆとり教育について

「昔は反復勉強まで全部学校でやってたのに、それを家でやらなくちゃいけなくなって、、、」

尚更、「なるほど」と思った。

この2点に着眼してみると

「そっか、日本のゆとり教育って、今現在のフランスの教育と同じ感じだったんだ。」

フランスではゆとり教育のまっただ中

Une journée de pêche pour les enfants
Une journée de pêche pour les enfants

フランスは、日本のように遊べる場所がほとんどない。
ゲームセンターも無ければ、家庭により収入差が激しいので、
みんながみんなゲームを家に買えるわけでもない。

日本のように発展もしていない(一番大きなパリが、東京の山の手線内程度?)ので、
町中に住んでいるフランス人より、田舎に住んでいる家庭も多く、

映画を見に行くすら、ほとんど選択肢のない中でたまに行く程度。
塾も日本の様に一般的でもないし、お稽古事も限られている。

そして、小学生以下は、水曜日にお休みなので、学校は週4回。
おかげで、
信じられないほど、今日は何をしようかと考える時間がいっぱいある!

でも、日本だったら、、暇でも、それはそれなりにすることある。

だから、ゆとり教育で、時間与えられても、、、別に困らない。

それでもって、
フランスの学校では、ulalaには「さらっ」と舐めるてるとしか思えないぐらいの授業しかしていない。

でも、ふと気がついてみたら、ulalaが日本の教育と言っている時は、

大抵、自分が小学校の時の話を言っているわけで、

現在の日本の教育を言っているわけではない。

昔は、土曜日の午前中まで授業していたから、ゆとり教育時代よりは授業料も多く、
当たり前だけど、授業数も多い分、かなりのことを学校で習っていたはず。

それと比べれば、週4日しかなく、6週間に2週間バカンスを取るフランスの授業内容では
物足りないと思ってもしかたがないのかも、、

で、昔からそのような歴史だったので、ゆとりなんてあたりまえの状態のフランス。

そのため、家で、親が勉強を見るのが結構普通だった。

特に、高学歴の多い中流家庭以上のフランス家庭では、
家で親が勉強を見たり、勉強の足しになるような本を読ませたりしている。

その結果
デキる子はできるけど、出来ない子はできないの格差がでているのだと感じます。

だけど、日本では、
学校で十分勉強してきた年代の親は、家で勉強を見る習慣もなければ、もちろん時間もなく
家では見ない代りに塾にと言う構図に。

そこで、
「学校はなにしてるんだ~~」
となっちゃう。


なるほど~~~

人が言うからって、なんでも形だけ真似しちゃいけないってことよね。


と一人で納得しているわけだけど、、、

ここに書かれている内容が事実と合致するかかどうかは、、、

わかんないよ~ん♪


ちなみに、円周率。
小学校の時に教科書のコラム欄に書いてあった

3.14159 26535 89793 23846 26433 83279 50

まで、ulalaは、今でも、ちゃんと覚えてたよ~~