ほんとは恐ろしい、てるてる坊主の歌詞

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最近、雨続きな毎日。

日曜日にはお出かけ予定があるのに、雨模様の天気予報。
子供達は張り切ってテルテル坊主を作りました。

てるてる坊主

ミミ作は、羽が生えてます。飛ぶ時に軽く飛べるようにだそうです。


だけど、その願いも虚しく、翌日は雨になってしまったのですが、、

そうしたら、

「ちゃんと”首をチョンと切るぞ!”って脅した?」

と言われました。

はっ(;・∀・)?なんですか?それ?

という訳で、早速調べて見ました♪


てるてる坊主 作詞:浅原鏡村 作曲:中山晋平

1.てるてる坊主 てる坊主

  あした天気に しておくれ

  いつかの夢の 空のよに

  晴れたら 金の鈴あげよ

2.てるてる坊主 てる坊主

  あした天気に しておくれ

  私の願いを 聞いたなら

  あまいお酒を たんと飲ましょ

3.てるてる坊主 てる坊主

  あした天気に しておくれ

  それでも曇って 泣いてたら

  そなたの首を チョンと切るぞ


3番の歌詞が、おそろしい内容だったんですね。

「てるてる坊主 てる坊主 あした天気に しておくれ」

の部分しか、知りませんでした(笑)

この3番を子供に歌わせるのは、賛否両論があるようです。

残酷だから、歌わせることは教育上よくない。
子供もトカゲの尻尾切ったり、残酷な面があるからそれを素直に受け止めろ。等、etc

難しいところですね。
昔の時代に、そういうことが普通だった時の歌だと思うと、納得もできますが。

でも、この歌詞の他に、

「もしも曇って泣いてたら 空をながめて みんな なかう(泣こう)」

って歌詞もあったらしく、こちらは、残酷ではないけど、プラス思考でもない、微妙な歌詞。

時代の流れと共に、無くなったみたいです。

いろいろ調べていくと、

実際に、晴れを祈願したお坊さんが、首をはねられたとか、
作者の故郷への思いが詰まっているとか、

いろんな話がでてきます。

いや~てるてるぼうず、されどてるてる坊主。意外に奥が深い曲だったんですね。


まあ、でも、
子供達は歌なんてどうでもよくて、思い思いのテルテル坊主を作ること自体が楽しいみたいですけど(笑)

ちなみに、フランス語に訳すとどうなるのか?


てるてる坊主 フランス語訳

Teru-teru-bozu, teru bozu
Fais que demain soit une journée ensoleillée
Comme parfois le ciel en rêve
S'il fait beau je te donnerai une cloche en or

Teru-teru-bozu, teru bozu
Fais que demain soit une journée ensoleillée
Si tu réalises mon rêve
Nous boirons beaucoup de sake sucré (amazake)

Teru-teru-bozu, teru bozu
Fais que demain soit une journée ensoleillée
Car s'il fait nuageux et que tu pleures
Je devrai te couper la tête